コンテンツ案内

岩波ジュニア新書 セレクト100 タイトル一覧

100 件

表示順

コミュニケーション力を高めるプレゼン・発表術

情報学(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:809.2〉

コミュニケーション力を高めるプレゼン・発表術

上坂博亨/大谷孝行/里見安那

これからの社会でますます求められる「コミュニケーション力」.そしてプレゼンテーションはグループ学習やチーム作業を行ううえで必要不可欠な「自己表現」の手段です.本書ではパワポスライドの効果的な作り方やスピーチの基本技術,相手を動かすプレゼンについてわかりやすく解説します.

2021年03月19日刊

女の子はどう生きるか

社会学(国際・メディア)(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:367.1〉

女の子はどう生きるか 教えて,上野先生!

上野千鶴子

「生徒会長はなぜ男子が多いの?」「女の子が黒いランドセルってダメ?」「理系に進みたいのに親がダメっていう」等々.女の子たちが日常的に抱くモヤモヤや疑問に上野先生が全力で答えます.社会に潜む差別や刷りこまれた価値観を洗い出し,一人一人が自分らしい選択をする力,知恵や感性を磨くための1冊.

2021年01月20日刊

人は見た目!と言うけれど

哲学・心理学・宗教学(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:361.4〉

人は見た目!と言うけれど 私の顔で,自分らしく

外川浩子

もし自分の顔に,目立つあざや傷あとがあったら…? そうした症状をもつ人たちが直面する,いじめや差別などの困難――見た目問題.当事者と共に悩み,失敗をくり返しながら解決に取り組んできた著者が,脱毛症,口唇口蓋裂,アルビノなど様々な症状の人たちの体験を伝え,家族や先生など周りの人はどう関係を築けばよいのかを考える.

2020年11月20日刊

障害者とともに働く

社会学(国際・メディア)(経済・経営・商学・観光)〈NDC10版:366.28〉

障害者とともに働く

藤井克徳/星川安之

「働く」って何だろう? 「仕事」をするのは何のため? 「障害のある人の労働」をテーマに,障害者が働くさまざまな企業や事業所の事例を紹介します.テレワークの広がりやAIの導入など人々の働き方が大きく転換するなかで,誰もが笑顔で働ける社会のあり方を考えます.

2020年10月20日刊

10代から考える生き方選び

哲学・心理学・宗教学(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:159.7〉

10代から考える生き方選び

竹信三恵子

「バリバリ働きたい」「家族も仕事も大事にしたい」「専業主婦になりたい」等々,10代は具体的な職業だけでなく理想の生き方をあれこれ思い描く時.どの生き方なら納得して選べるのか,幸せになれるのか.社会や家族の変容を直視し,それぞれの選択が孕むメリットやリスクを俯瞰しながら,生き延びる方法を具体的にアドバイスする.

2020年06月19日刊

繊細すぎてしんどいあなたへ

哲学・心理学・宗教学(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:498.39〉

繊細すぎてしんどいあなたへ HSP相談室

串崎真志

「友だちの顔色がすっごく気になる」「匂いや音が気になる」等々・・・.これらの背景にあるのは,繊細すぎる性格です.本書では,こうした生きづらさを6つのタイプに分け,それぞれを紹介し,あわせて長所としていかに活かしていくかを具体的にアドバイスします.「繊細でよかった!」読後にそう思えてくる一冊です.

2020年05月27日刊

有権者って誰?

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:314.8〉

有権者って誰?

藪野祐三

選挙権年齢が18歳に引き下げられ,中高生に向けた主権者教育が求められています.本書は,若い世代が自らを選挙の当事者として考えるきっかけとなるように「有権者」を切り口に,選挙のしくみや意義をわかりやすく解説します.有権者には何が求められているのか,社会に参加するとはどのようなことなのかを学ぶための一冊です.

2020年04月17日刊

新・大学でなにを学ぶか

教育(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:377〉

新・大学でなにを学ぶか

上田紀行編著

大学では何をどのように学ぶのか? 高校までの〈勉強〉と何が違うのか? 大学で身につけるべき教養とは?….池上彰,磯崎憲一郎,國分功一郎,中島岳志,中野民夫,伊藤亜紗,西田亮介…東工大でリベラルアーツ教育に携わる気鋭の大学教員たちが〈学び〉の意味を論じます.これから大学を目指す人,いま大学で学んでいる人へのメッセージ.

2020年02月20日刊

ものがたり日本音楽史

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:762.1〉

ものがたり日本音楽史

徳丸吉彦

はるか縄文の昔から,日本にはさまざまな音楽が培われてきました.素朴な鈴や石の笛に始まり,仏教音楽の伝来,雅楽・能楽・歌舞伎・文楽の誕生と変化,文明開化による西洋音楽の導入,そして現代邦楽――.政治や宗教とも深く結びついた音楽の歴史をたどれば,日本の歴史の流れも見えてきます.コンパクトで濃厚な決定版!

2019年12月20日刊

ストライカーを科学する

体育学・スポーツ〈NDC10版:783.47〉

ストライカーを科学する サッカーは南米に学べ!

松原良香

決定力不足――.日本サッカーの永遠の課題を正面から論じた待望の1冊.南米サッカーに精通した著者が,現役ウルグアイ代表などトップクラスの南米選手や代表監督への取材をもとにスキルやメンタル,コンディショニングなど,ストライカーの条件や育成方法を科学的に分析.世界に勝つための日本サッカー強化の方策を提言する.

2019年09月20日刊

世界の神話

文学・文化・歴史〈NDC10版:164〉

世界の神話

沖田瑞穂

聖なる物語――神話.メソポタミアのギルガメシュ叙事詩,パレスチナの旧約聖書,ケルトのアーサー王伝説,日本の古事記など,世界にはたくさんの神話があります.長い時を経てなお私たちを魅了する個性豊かな神々や,美しくも恐ろしいストーリー.世界各地に伝わる神話のエッセンスを凝縮した,宝石箱のような一冊.

2019年08月22日刊

「ハッピーな部活」のつくり方

教育(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:375.18〉

「ハッピーな部活」のつくり方

中澤篤史/内田良

自分がしたい運動や文化活動を思う存分楽しめるのが,本来の部活のあり方.しかし実際には長時間練習,勝利至上主義,理不尽な指導が幅を利かせ,生徒も先生も追い込んでいる.そんな生徒たちの日常から問題点をあぶり出し,今の時代にフィットする,未来にも続くあり方を様々な改革例とともに提案する.「部活の参考書」となる一冊.

2019年08月22日刊

男子が10代のうちに考えておきたいこと

哲学・心理学・宗教学〈NDC10版:367.5〉

男子が10代のうちに考えておきたいこと

田中俊之

「男らしくあれ」という見えない圧力に窮屈な思いをしていないだろうか.進路や将来の選択に「自分らしさ」がどれだけ反映されているだろうか.性別によって求められる役割や期待のされ方が違うことに気が付かぬまま大人になる若者が多い日本で,男性学の視点から進路・生き方をとらえなおすとともに,新しい生き方を提言する.

2019年07月19日刊

「カルト」はすぐ隣に

社会学(国際・メディア)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:169.1〉

「カルト」はすぐ隣に オウムに引き寄せられた若者たち

江川紹子

家族や友人などの繋がりをすべて断ち切って,オウムに入信し,凶悪な事件に手を染めていった若者達.一連の事件がどうして起きたのか,彼らは特別な人達だったのか.オウムを長年取材してきた著者が,若い世代に向けて事実を伝えるとともに,カルト集団に人生を奪われない生き方を示す.巻末に年表を付し,当時の社会も見える化した.

2019年06月20日刊

答えは本の中に隠れている

情報学(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:019.5〉

答えは本の中に隠れている

岩波ジュニア新書編集部編

「毎日,楽しく生きたい!」「好きなことだけしたい!」のに,友達や恋愛,部活のこと,進路や将来のこと等々,悩みや迷いが尽きない中学・高校時代.そんな人たちに,「人生の回答書」を授けます.学校現場や,相談窓口で10代に寄り添う12人が紹介する本には,答えだけでなく希望や生きる上でのヒントもいっぱいです!

2019年06月20日刊

ひとりで,考える

哲学・心理学・宗教学〈NDC10版:100〉

ひとりで,考える 哲学する習慣を

小島俊明

二〇二〇年の教育改革を目前にひかえ,今,教育現場では大きな変化が起きています.「アクティブラーニング」「主体的な学び」「探究的な学習」などに代表されるように,自分で「考える」ことがますます重視されるようになります.では,「考える」とはどういうことなのでしょうか? フランスの事例などを紹介しながら,「考える」について考えます.

2019年05月21日刊

「空気」を読んでも従わない

哲学・心理学・宗教学(教育)〈NDC10版:159.7〉

「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる

鴻上尚史

「個性」が大事というけれど,集団の中であまり目立つと浮いてしまう,他人の視線を気にしながら,本当の自分は抑えつけていかないと…….この社会はどうしてこんなに息苦しいのだろう.もっと自分らしく,伸び伸びと生きていきたい! そんな悩みをかかえるアナタにとっておきのアドバイス.「空気」を読んでも従わない生き方のすすめ.

2019年04月19日刊

ものがたり西洋音楽史

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:762.3〉

ものがたり西洋音楽史

近藤譲

神への祈りの言葉から始まった,中世の教会音楽.多声音楽が花開いた,ルネサンス期.オペラが誕生し,器楽が興隆した,バロック時代.そして「芸術としての音楽」が追究された,古典派,ロマン派,モダニズム.時代を代表する作曲家と作品,演奏法や作曲法,音楽についての考え方の変遷をたどり,西洋音楽史を俯瞰します.

2019年03月20日刊

情熱でたどるスペイン史

文学・文化・歴史〈NDC10版:236〉

情熱でたどるスペイン史

池上俊一

フラメンコや闘牛に表出する情熱的な国民性,異文化が融合する傑出した建築,パプリカやトマトで彩られた真っ赤な食べ物――.他のヨーロッパ諸国とはピレネー山脈にさえぎられ,長い年月をイスラームとキリスト教が影響しあい,特異な文化が育まれたスペイン.衝突と融和の歴史を,情熱的な国民性からひもときます.(カラー口絵8頁)

2019年01月22日刊

生きづらい明治社会

文学・文化・歴史〈NDC10版:210.6〉

生きづらい明治社会 不安と競争の時代

松沢裕作

日本が近代化に向けて大きな一歩を踏み出した明治時代は,実はとても厳しい社会でした.社会が大きく変化する中,人々は必死に働き,頑張りました.厳しい競争のなかで結果を出せず敗れた人々…,そんな人々にとって明治とはどんな社会だったのでしょうか? 不安と競争をキーワードに明治社会を読み解きます.

2018年09月20日刊

居場所がほしい

教育(福祉)〈NDC10版:371.42〉

居場所がほしい 不登校生だったボクの今

浅見直輝

中学時代に2年近くにわたる不登校・引きこもりを経験.昼夜逆転の生活の中でネトゲに没頭するも,一念発起して高校,大学へ進学.その体験から,現在は,生き難さを抱える当事者と親たちに寄り添う活動やプロジェクトを展開中.ネガティブに語られがちな「不登校」を,人生のチャンスと考え生きる著者が語る過去,今,そして夢.

2018年09月20日刊

不登校でも大丈夫

教育(福祉)〈NDC10版:371.42〉

不登校でも大丈夫

末富晶

2017年12月現在,小中学生の不登校者数は13万人を超えた.小学校3年生から学校に行かなくなり,そのまま大人になった著者が来し方を振り返りながら,生き難さを抱える子ども達に温かく語りかける.「不登校児だった過去は,幸福な人生につながる必要な時間だった」と.当時者のみならず,不登校にかかわるすべての人へ贈る一冊.

2018年08月21日刊

10代に語る平成史

文学・文化・歴史(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:210.77〉

10代に語る平成史

後藤謙次

消費税の導入,冷戦構造の崩壊,バブル経済の終焉,テロとの戦い,自然災害…,政治ジャーナリストとして歴史的な場面を数多く取材してきた著者が,波乱に満ちた平成の歴史をわかりやすく解説します.果たして,平成の30年はどのような時代だったのでしょうか? 新し時代を生きるために必読の現代史入門です.

2018年07月30日刊

アンネ・フランクに会いに行く

文学・文化・歴史〈NDC10版:289.3〉

アンネ・フランクに会いに行く

谷口長世

ナチ収容所で15年の短い生涯を終えたアンネ・フランク.第二次世界大戦が終わって70年以上が経過した今もなお,世界各地で戦乱の犠牲者はあとを絶ちません.なぜ,アンネや世界中の何の罪もない普通の人々が殺され,傷つけられ続けなければならないのでしょうか.アンネの生き抜いた時代を巡る旅を通して平和の意味を考えます.

2018年07月20日刊

男女平等はどこまで進んだか

社会学(国際・メディア)(法律・政治・行政)〈NDC10版:367.1〉

男女平等はどこまで進んだか 女性差別撤廃条約から考える

山下泰子/矢澤澄子監修/国際女性の地位協会編

日本が女性差別撤廃条約を批准して30年余.この間,批准した内容に沿って女性の地位や権利の向上は進んだでしょうか.そうとは言い難い現実をふまえ,条約の理念と条文の内容を身近なテーマやトピックスを入り口にやさしく解説し,家庭や職場,地域での課題を明らかにします.巻末には条約(対訳).選択議定書を収録.

2018年06月20日刊

世界の海へ,シャチを追え!

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(環境学)〈NDC10版:489.6〉

世界の海へ,シャチを追え!

水口博也

海の王者・シャチ.深い家族愛で結ばれた意外な素顔や,親から子へと受け継がれる狩り,そして彼らをとりまく雄大な自然と人が引き起こす環境問題…….知床,カナダ,アラスカ,アルゼンチン,ノルウェーなど,彼らを追って世界を旅する著者が,映像が目に浮かぶような臨場感あふれる文章でつづります.[カラー口絵16頁]

2018年05月22日刊

台湾の若者を知りたい

社会学(国際・メディア)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:302.224〉

台湾の若者を知りたい

水野俊平

東日本大震災の直後に200億円もの義援金を送ってくれた台湾の人々.その影響で,台湾へ旅行をする日本人の数は年々増えています.それでも,私たちは台湾人の普通の若者について,ほとんど何も知りません.台湾の若者の学校生活,受験戦争,兵役,就活……,3年以上に渡る現地取材を重ねて知った,台湾人の意外な日常生活.

2018年05月22日刊

その情報,本当ですか?

情報学(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:070.14〉

その情報,本当ですか? ネット時代のニュースの読み解き方

塚田祐之

ネットやテレビを通して流される膨大な量のニュースや情報….あふれる情報の中からフェイク(偽)ニュースや誤った情報に惑わされずに「事実」を読み取るにはどうすればよいのか.長年にわたってNHKの報道番組ディレクターとして報道にたずさわってきた著者が,報道のあり方やネット情報のしくみなどを論じながら情報の正しい読み取り方を伝える.

2018年02月20日刊

はじめての研究レポート作成術

教育(情報学)〈NDC10版:002.7〉

はじめての研究レポート作成術

沼崎一郎

「研究ってどうやるの?」「資料の探し方は?」「レポートの書き方にルールはあるの?」.初めて自分で何かを調べてレポートにまとめる人のために,図書館とインターネットを使って入手できる資料を用いた研究レポート作成術を懇切丁寧に解説する.研究への取り組み方から,コピペ不要の文章の組み方の技術まで網羅した一冊.

2018年01月19日刊

農学が世界を救う!

農学(農・獣・畜産・水産)(環境学)〈NDC10版:610.1〉

農学が世界を救う! 食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦

生源寺眞一編著/太田寛行編著/安田弘法編著

研究対象は,地球全体から顕微鏡で見る世界まで! 人びとの暮らしを豊かにし,自然環境を保全し,生物たちの役に立つ.そんな可能性を秘めた夢のある学問――それが「農学」です.本書では,農業経済学,生命科学,食料や環境科学など,農学に含まれるさまざまな分野の第一人者が,その研究成果や未来を語ります.

2017年10月20日刊

自分のことがわかる本

哲学・心理学・宗教学(教育)〈NDC10版:159.7〉

自分のことがわかる本 ポジティブ・アプローチで描く未来

安部博枝

人材育成・キャリア開発に長く携わってきた著者が,ポジティブ・アプローチの手法を活用し,若い世代が自らの長所を生かし,前向きにキャリアを形成していくための技法を語る.「自分の強み」を見つける自分発見シートや「なりたい自分」に近づくプランシートなど実践的なワークを通して未来の自分を描き出す自己発見マニュアル.

2017年09月20日刊

マンボウのひみつ

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:487.768〉

マンボウのひみつ

澤井悦郎

夜光る,すぐ死ぬ,おぼれる人を助けた,3億個産卵して生き残るのは2匹……数々の噂は本当なのか? 最新研究でわかった,まさかのペンギンとの共通点とは!? これを読まずして,マンボウを語ることなかれ――.いばらの道と知りながらマンボウに人生をかけた若き研究者による,江戸時代以来初のマンボウ・ノンフィクション! [カラー頁多数]

2017年08月22日刊

財政から読みとく日本社会

経済・経営・商学・観光(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:342.1〉

財政から読みとく日本社会 君たちの未来のために

井手英策

日本ではなぜ教育にお金がかかるのだろう,なぜ働く人への社会保障は少ないのだろう,どうしてこんなに税金がいやなんだろう…,財政のなりたちをわかりやすく解説し,新しい社会への選択肢を考えます.弱者を生まず,誰もが安心してくらせる社会をつくるためにできることは? いまを生き,未来を変える君たちへのメッセージ.

2017年03月22日刊

正しいコピペのすすめ

情報学(法律・政治・行政)〈NDC10版:021.2〉

正しいコピペのすすめ 模倣、創造、著作権と私たち

宮武久佳

ネット画像をSNSにアップする,ウェブ上の文章を自分のレポートに貼り付ける,ネットでドラマや動画を視聴する….コピーが日常行為になっている現在,誰もが「うっかり」他人の権利を侵害してしまう可能をもっています.本書では,著作権の基本ルールをわかりやすく解説し,「模倣と創造」の関係について考えます.

2017年03月22日刊

王様でたどるイギリス史

文学・文化・歴史〈NDC10版:288.4933〉

王様でたどるイギリス史

池上俊一

フランス人ウィリアム1世征服王,海賊エリザベス1世,悪魔学者ジェームズ1世,お百姓王ジョージ3世…….個性的な王様たちのもとで醸成された文化と気質を深く深~く掘り下げて,現代へとつながるイギリスの素顔に迫ります.「紅茶を飲む英国紳士」はなぜ生まれたのか? 「料理がマズイ」は戦略だった!? イギリスの「なぜ」がわかる本!

2017年02月21日刊

上手な脳の使いかた

医学・歯学・薬学・看護学(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:491.371〉

上手な脳の使いかた

岩田誠

神経細胞同士の伝達をよくすれば,脳を上手に使うことができます.それには,どうすればよいのでしょう? 記憶障害や失語症の権威が,研究の歴史をひもときながら,脳の基本的な構造や記憶のしくみ,経験を積むことや体で覚えることの重要性,上手な休み方や体内時計との関わりなどを通して,わかりやすく解説します.

2016年11月18日刊

クマゼミから温暖化を考える

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(環境学)〈NDC10版:486.5〉

クマゼミから温暖化を考える

沼田英治

大阪に生息するセミの7割がクマゼミと言われ,同時に分布域も東へ北へと拡大している.クマゼミ増加の原因は,温暖化にともない冬の寒さが緩和されたせいなのか? はたまた乾燥が進んだことが原因なのか? 地道な調査・実験から温暖化との関係を明らかにする.科学的真理を探究する過程の奥深さと楽しさも味わえる一冊.

2016年06月21日刊

英語に好かれるとっておきの方法

語学・コミュニケーション〈NDC10版:830.7〉

英語に好かれるとっておきの方法 4技能を身につける

横山カズ

留学をせずに独学で同時通訳者になり,受験生向け講座の人気講師としても活躍する著者による英語独習法.基本動詞と関係詞を使いこなす,無生物主語をマスターする,限られた単語を自在に使い回す,音読を繰り返して普段着の英語をインストールするなど,自分らしい英語を身につけるための実践的な学習法を紹介します.

2016年06月21日刊

自分の顔が好きですか?

哲学・心理学・宗教学〈NDC10版:141.67〉

自分の顔が好きですか? 「顔」の心理学

山口真美

顔は心の窓です.魅力的な顔をしていると,よりよい人間関係が築けます.でもそれは,目鼻立ちの美しさではありません.では,「いい顔」とは何でしょう? なぜ人は顔が気になるのか,顔を覚えるコツはあるのか,第一印象は大切か,修正写真も「私の顔」なのか――「顔」にまつわるさまざまな疑問を,心理学で解き明かします.

2016年05月20日刊

寿命はなぜ決まっているのか

医学・歯学・薬学・看護学〈NDC10版:491.358〉

寿命はなぜ決まっているのか 長生き遺伝子のヒミツ

小林武彦

「いつまでも若く」「ずっと健康でいたい」――アンチ・エイジング(抗加齢)は遠い昔から,人類の夢でした.しかし,人はみな,いつかは死にます.生き物はなぜ老い,なぜ死ぬのか? 「いのちの回数券」「長生き遺伝子」とは何か? 老化とガンの関係は? 細胞老化を第一線で研究する著者が,科学的な観点から,やさしく解説します.

2016年02月19日刊

姜尚中と読む 夏目漱石

文学・文化・歴史〈NDC10版:910.268〉

姜尚中と読む 夏目漱石

姜尚中

『こころ』『吾輩は猫である』『三四郎』……誰もが題名を知っている夏目漱石の小説ですが,じっくりと読んでみたことはありますか? 高校時代から現在まで何度もその著作を読み直してきた著者が,作品に込められた漱石の思いを読み解きます.一〇〇年以上読み継がれてきた,漱石作品の魅力を再発見してみませんか.

2016年01月20日刊

レンアイ,基本のキ

哲学・心理学・宗教学(家政・生活科学)〈NDC10版:367.68〉

レンアイ,基本のキ 好きになったらなんでもOK?

打越さく良

つき合った途端「オレの言うことをきけ」と言う彼.「好きなら相手にあわせるのが当たり前」と思う私.「恋愛って相手を束縛することなの?」「一方だけが我慢するのっておかしくない?」.様々なケースから不幸せにならない二人の関係のあり方を考えていく.デートDVに陥らない恋愛の形とは? 巻末には相談窓口を付す.

2015年10月20日刊

AKB48、被災地へ行く

福祉(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:369.31〉

AKB48、被災地へ行く

石原真

「アイドルとして自分たちの出来ることをやろう!」.AKB48グループの被災地訪問活動は2011年5月から現在まで,毎月1回,一度も欠かすことなく続けられている.即席のステージで行われるミニライブや握手会に参加したメンバーの数はのべ450人以上….彼女達はそこで何を感じたのか? アイドルの知られざる活動の記録.[カラー写真多数]

2015年10月20日刊

大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル

哲学・心理学・宗教学(教育)〈NDC10版:141.6〉

大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル

豊島ミホ

他人から理不尽な仕打ちを受け相手に憎しみを抱いてしまっている若者や,スクールカーストがはびこる教室や空気を読み合う狭い人間関係に息苦しさを感じている若者たちへのメッセージ.高校時代に級友に傷つけられその精神的ダメージに長く苦しめられてきた著者が,自らの体験を振り返りながら憎しみとの向き合い方を語る.

2015年05月20日刊

大人になるっておもしろい?

哲学・心理学・宗教学(教育)〈NDC10版:159.7〉

大人になるっておもしろい?

清水真砂子

自分を信じきれず,個性や〝らしさ〟を探しながらも一方で人と違わないことに心を砕く若者たち.大人になる直前のとまどいや悩みは尽きず,未来に希望を思い描くのも難しい.そんな10代に魂をゆさぶる数々の物語を通して,悩むこと,傷つくことを恐れず,もっと伸びやかに自由に生きようと呼びかける,青春の羅針盤となる一冊.

2015年04月21日刊

いのちはどう生まれ,育つのか

社会学(国際・メディア)(福祉)〈NDC10版:369.4〉

いのちはどう生まれ,育つのか 医療,福祉,文化と子ども

道信良子編著

この本では,現代社会の様々な子どもたちの生き方が描かれます.子どもはどのように生まれ,育っていくのでしょうか? 病気から子どもを守るしくみや障がいをもつ子どもを支えるしくみ,家族や地域社会における子育ての多様性を読み解きながら,すべての子どもが尊厳ある存在として生きることができる社会のしくみを考えます.

2015年03月20日刊

〈刑務所〉で盲導犬を育てる

福祉(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:326.5〉

〈刑務所〉で盲導犬を育てる

大塚敦子

2009年,日本で初めて,〈刑務所〉で盲導犬候補の子犬を育てる試みが始まった.試行錯誤のなかで,犬との出会いは,〈受刑者〉だけでなく,まわりの人々をどのように変えていったのか.動物との絆に秘められた可能性とは.人生を根本的に生き直すとは.この試みの立ち上げから7年以上にわたって取材を重ねてきた著者が綴る,希望の書.

2015年02月20日刊

〈できること〉の見つけ方

教育(福祉)〈NDC10版:369.275〉

〈できること〉の見つけ方 全盲女子大生が手に入れた大切なもの

石田由香理/西村幹子

視覚障害を理由に将来の可能性を否定され,傷つき悩んだ10代の頃.果たして彼女はどのように壁を乗り越えたのでしょうか.盲学校での生活,受験勉強,キャンパスライフ,フィリピン留学…,様々な経験を通して自らの可能性を広げていく姿をたどりながら,誰もが生きやすい共生社会のありかたを考えます.

2014年11月20日刊

理系アナ桝太一の生物部な毎日

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:289.1〉

理系アナ桝太一の生物部な毎日

桝太一

人気No.1アナ桝太一.そのまじめで誠実な人柄に隠された素顔は,無類の生物オタクだった! 仲間たちとフィールドを飛び回ってチョウを追いかけた中高時代.潮にまみれ,船酔いに悩みながらアサリやアナゴと格闘した学生時代.生き物とともに遊び,学び,成長してきた理系アナが,その魅力を存分に語る「ムシ熱い」青春記.

2014年07月18日刊

古典和歌入門

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.104〉

古典和歌入門

渡部泰明

理想の春のイメージ,恋人への究極の言い訳,旅のドキュメンタリー,観音様の詠んだ歌──勅撰集の部立てにならい,季節,恋,雑(人生),祈りの4章を立て,和歌の歴史を代表する計48首を選び,詠まれた状況,歌人や文法の解説を交え,やさしく読みほどきます.時を越え,人々の願いや祈りを伝える古典和歌の魅力を味わおう.

2014年06月20日刊

平安女子の楽しい!生活

文学・文化・歴史〈NDC10版:367.21〉

平安女子の楽しい!生活

川村裕子

現代の女子と同じように,恋に悩み,おしゃれを楽しみ,将来を真剣に考えていた平安時代の女子たち.その喜怒哀楽を一緒に味わいながら,住まいやファッション,恋愛と結婚,身分や進路など,古典常識を楽しく身につけましょう♪ メールテクや夢の探し方など,いまも役立つ情報が満載.美しい挿絵もいっぱいの,一番わかりやすい古典入門です.

2014年05月20日刊

魂をゆさぶる歌に出会う

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:767.8〉

魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ

ウェルズ恵子

ゴスペル,ヒップホップなど,アメリカ黒人のつくりだした文化は,なぜぼくたちを惹きつけるのか.歴史をさかのぼり,彼らの伝えてきた歌や物語を読み解いてみよう.そこは「悪い」が「よい」を意味し,小さな者が大きな者をギャフンと言わせる世界.困難を笑い飛ばし,常に楽しみを作り出してきた魅力的な世界へようこそ.

2014年02月20日刊

お菓子でたどるフランス史

文学・文化・歴史(家政・生活科学)〈NDC10版:383.835〉

お菓子でたどるフランス史

池上俊一

世界一の国になるには,素敵なお菓子が欠かせない!と考え,その甘い武器を磨いてきた国,フランス.ジャンヌ・ダルクやマリー・アントワネットが食べたのはどんなお菓子? 歴史を変えた伝説のパティシエとは? あの文豪もスイーツ男子だった? お菓子の由来も盛りだくさん! 歴史もしっかり学べる,華麗であま~いフランス史.[カラー口絵4頁]

2013年11月20日刊

パワハラに負けない!

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:366.3〉

パワハラに負けない! 労働安全衛生法指南

笹山尚人

職場でのいじめや嫌がらせから,自分を守るにはどうしたらいいの? 数々の労働事件や若者の相談に答えてきた著者が,具体的なケースをもとに,労働安全衛生法の重要性をていねいに解説.誰もがイキイキと働ける社会にするためのヒントも満載.前作『労働法はぼくらの味方!』との併読もおススメ.

2013年11月20日刊

大学で大人気の先生が語る〈失敗〉〈挑戦〉〈成長〉の自立学

哲学・心理学・宗教学(教育)〈NDC10版:159.7〉

大学で大人気の先生が語る〈失敗〉〈挑戦〉〈成長〉の自立学

佐藤剛史

「自信がない」「傷つきたくない」「人にどう思われているか気になる」「進路が決められない」「コンプレックスがある」「学歴は必要なの?」「楽にお金を稼ぐ方法は?」…….ユニークな授業で大人気の著者が渾身の力で書き上げた,学校では教えてくれないけれど大人になる前に読んでおきたい自立のための本.

2013年06月20日刊

人を見捨てない国,スウェーデン

社会学(国際・メディア)(福祉)〈NDC10版:302.3893〉

人を見捨てない国,スウェーデン

三瓶恵子

社会を支える基盤は人であると考え,一人一人を大事にする国スウェーデン.その社会の実態や手厚い福祉制度を,若者たちの日々の生活から浮き彫りにする.自立心や民主主義を支える力を知識や技能とともに学ぶ学校,多様な家族のあり方を支える制度や施設等.そこには,日本の目指すべき未来をさぐるヒントが提示されている.

2013年02月20日刊

やらなきゃゼロ!

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:318.215〉

やらなきゃゼロ! 財政破綻した夕張を元気にする全国最年少市長の挑戦

鈴木直道

2011年4月,北海道夕張市に全国最年少の市長が誕生した.進む高齢化,全国最低といわれる行政サービス…….厳しい財政事情のなか,山積する難問にどう取り組むのか.持ち前の行動力を発揮し,夢と情熱をもって地域再生にチャレンジする若き市長の爽やかな奮闘記.

2012年12月20日刊

まねが育むヒトの心

哲学・心理学・宗教学(教育)〈NDC10版:376.11〉

まねが育むヒトの心

明和政子

心はいつ生まれ,どのように育つのでしょうか.サルやチンパンジーとヒトの赤ちゃんの発達をくらべると,ヒトらしい心が成り立ってきた道すじがみえてきます.相手の気持ちをくみとったり,「おせっかい」に関わろうとするのはヒトだけです.それはなぜか.赤ちゃんがみせる「まね」と「共感」をキーワードに,その謎にせまります.

2012年11月20日刊

橋本式国語勉強法

教育(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:375.8〉

橋本式国語勉強法

橋本武

『〈銀の匙〉の国語授業』で注目を集める“伝説の教師”橋本武先生が長年の教師経験をもとに,国語の勉強法を伝授します.覚えるのではなく考える勉強,詰め込むのではなく自らの中にあるものを引き出していく勉強……,勉強の喜びを見出しながら,真の国語力を身につけるための学び方です.

2012年10月19日刊

大統領でたどるアメリカの歴史

文学・文化・歴史(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:312.53〉

大統領でたどるアメリカの歴史

明石和康

国際社会をリードする「唯一の超大国」アメリカ.そのアメリカを率い,世界に強い影響力を及ぼすアメリカ大統領はどのような指導力を発揮してきたのか.「建国の父」と呼ばれる初代ワシントンから,リンカーン,ルーズベルト,レーガン,ブッシュ,そして初の黒人大統領オバマまで,歴代大統領の足跡を辿りながら描くアメリカ史.

2012年09月20日刊

進化を飛躍させる新しい主役

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:486.8〉

進化を飛躍させる新しい主役 モンシロチョウの世界から

小原嘉明

モンシロチョウの雄がしばしば別種の雌に交尾をしかける――この現実をどう考えるか? 40年以上モンシロチョウの配偶行動を研究してきた著者に,新しい課題がつきつけられた.雄が雌を翅の紫外色で見分けることをつきとめて以来,つぎつぎと課題をクリアーしてきた.そしていま,新種形成を一気に進める主役にたどりついた? [カラー8頁]

2012年09月20日刊

知ろう 食べよう 世界の米

農学(農・獣・畜産・水産)(家政・生活科学)〈NDC10版:616.2〉

知ろう 食べよう 世界の米

佐藤洋一郎

おこわにチャーハン,なれずしにピラフ.米には数多くの種類があり,世界のさまざまな地域で,その土地や気候にあった調理法や食文化を発展させてきました.イネの研究者であり,米料理の名人でもある著者が,世界のいろいろな米や,米料理を紹介します.米は日本的なモノ,という考えがガラッと変わる,おいしい話.

2012年07月20日刊

しあわせに働ける社会へ

社会学(国際・メディア)(経済・経営・商学・観光)〈NDC10版:366〉

しあわせに働ける社会へ

竹信三恵子

長引く不況の影響を受け,若者たちの就職が厳しさを増す一方で,働き口があっても過酷な労働に心身の健康を損ねて退職を余儀なくされる者もいる.誰もがしあわせに働ける社会にするために,必要な労働政策や制度とは何か? 働く者に必要な知識や知恵とは? 多くの労働現場を取材してきた著者が,様々な事例をもとに提言する.

2012年06月20日刊

恐竜時代I

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:457.87〉

恐竜時代I 起源から巨大化へ

小林快次

地球上にあらわれた2億3000万年前,小型の恐竜たちは大型のワニの祖先に圧倒されていた.その後,2億年前,ワニの祖先が絶滅したのをきっかけに,恐竜が大繁栄していく.さらに巨大恐竜の出現,始祖鳥の空への進出と,多様化が進む.アルゼンチン,南極,中国などでの発掘経験もまじえ,恐竜繁栄の歴史をえがく.[カラー16頁]

2012年06月20日刊

日本人は植物をどう利用してきたか

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(農学(農・獣・畜産・水産))〈NDC10版:471〉

日本人は植物をどう利用してきたか

中西弘樹

和紙をすくときに使う糊,節分に戸口に魔除けとして使うもの,家紋の半分以上に使われているもの,どれも植物だ.食料や家屋にはもちろん,日常の道具や楽しみにも,植物は用いられてきた.エネルギー・材料両面での石油依存や原子力からの脱却を考えるためにも,自然を暮らしの中に取り込んできた先人たちの知恵を学びたい.

2012年06月20日刊

さわっておどろく! 点字・点図がひらく世界

福祉(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:369.275〉

さわっておどろく! 点字・点図がひらく世界

広瀬浩二郎/嶺重慎

本書の真っ白い口絵ページを見て「あれっ?」と思ったら,ぜひさわってみてください.何が描かれているでしょうか? 目で見るのではなく触覚で感じ取ってみると,今まで気づかなかった新しい世界が開けてくるかもしれません.点字や点図はその第一歩.さわる宇宙の旅にご招待します.(口絵一丁)

2012年05月22日刊

〈銀の匙〉の国語授業

教育(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:375.8〉

〈銀の匙〉の国語授業

橋本武

灘校で中学3年間をかけて『銀の匙』1冊を読みこむという授業を続けてきた橋本先生の教育論.「国語はすべての教科の基本であり,学ぶ力の背骨」という伝説の教師が国語の学び方を伝えます.「早急に答えを求めてはいけない,すぐに役立つものはすぐに役立たなくなります」など「学び」の原点に気づかされる1冊.

2012年03月22日刊

解釈につよくなるための英文50

語学・コミュニケーション〈NDC10版:837.5〉

解釈につよくなるための英文50

行方昭夫

英文和訳ではどこでつまずく? 知らない単語やイディオム? それとも省略や割り込みを見抜けない? この本では,入試問題でよく見かける作家や作品を中心に50の文章を選び,先生と生徒の対話形式で,こなれた日本語に翻訳していきます.英文和訳が苦手な人から,さらに翻訳力を磨きたい人まで,必読・必携の1冊.

2012年02月21日刊

ご近所のムシがおもしろい!

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(農学(農・獣・畜産・水産))〈NDC10版:480〉

ご近所のムシがおもしろい!

谷本雄治

家の庭で,通学の途中にある田畑や川,雑木林で,身近にすむ昆虫や小動物をよ~く見てみよう.祈る虫カマキリ,土の管理人ミミズ……,かれらのユニークな習性にあっと驚き,環境や生態系での役割を知れば感心してしまう.昆虫から「虫へん」のつく小動物まで,「プチ生物研究家」谷本氏の観察・飼育おもしろ体験談や,古今東西のエピソードがつまった絶好のムシガイド.虫が苦手な人にもオススメ.(カラー16頁)

2012年02月21日刊

みんなでつくろう学校図書館

情報学(教育)〈NDC10版:017.4〉

みんなでつくろう学校図書館

成田康子

みなさんは図書館にどんなイメージを持っていますか?シーンと静まり返っている場所? 私語は厳禁,黙々と勉強をする場所? 図書館は本当はもっともっと楽しい場所なんですよ.ユニークなアイディアで図書館を活性化させてきたあの名物司書さんが,図書館を楽しく居心地のよい場にする方法を提案します.

2012年01月20日刊

うま味って何だろう

家政・生活科学(農学(農・獣・畜産・水産))〈NDC10版:498.53〉

うま味って何だろう

栗原堅三

甘・苦・酸・塩につづく五番目の味がうま味だ.こんぶのグルタミン酸,かつおぶしのイノシン酸,しいたけのグアニル酸はどれも日本人が発見した.赤ちゃんが母乳を好きなわけも,完熟トマトがおいしいわけも,合わせだしがおいしいわけも,うま味のはたらきなのだ.ほかには,どんな食べ物に多く含まれているのだろうか?

2012年01月20日刊

日本の津波災害

文学・文化・歴史(工学(機械・電気・建築))〈NDC10版:369.31〉

日本の津波災害

伊藤和明

津波(Tsunami)が国際的な用語になるほど,日本列島は昔から津波の被害を受けてきた.日本書紀に記された最古の津波から,2011年の東日本大震災まで──印象的なエピソードを交えながらたどる津波災害の日本史.津波のメカニズムや特徴,津波災害のこわさ,過去から学びうる教訓を説く.

2011年12月20日刊

素粒子はおもしろい

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:429.6〉

素粒子はおもしろい

益川敏英

物質を構成するもっとも小さい要素は何か? 古代ギリシアの原子論にはじまり,近現代の科学的探究により,さまざまな素粒子像が描かれてきた.そして科学者たちはついに,究極の基本粒子をとらえた.素粒子像はこれまでにどんな変遷をしてきたのか,最新像はどんなものか,2008年ノーベル物理学賞の著者が自在に語る.

2011年11月18日刊

パスタでたどるイタリア史

文学・文化・歴史(食物・栄養)〈NDC10版:383.837〉

パスタでたどるイタリア史

池上俊一

長い歴史と豊かな地域色をもつイタリアで,人々の心を結ぶ国民食パスタ.古代ローマのパスタの原型,アラブ人が伝えた乾燥パスタ,大航海時代がもたらしたトマト.パスタの母体となった中世農民のごった煮スープに,イタリア統一を陰で支えた料理書,そしてパスタをつくるマンマたち…….国民食の成立過程からイタリアをみつめます.(カラー16頁)

2011年11月18日刊

高校生、災害と向き合う

教育(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:369.3〉

高校生、災害と向き合う 舞子高等学校環境防災科の10年

諏訪清二

全国で唯一「環境防災科」をもつ兵庫県立舞子高校の生徒たちが長期にわたって被災地で活動を続けている.瓦礫の中で泥かきに専念する生徒,写真のクリーニングに精を出す生徒,壮絶な体験を聞いて衝撃を受ける生徒…….災害と向き合う若者たちの姿を通して防災教育やボランティアのあり方を考える.

2011年11月18日刊

カンタン実験で環境を考えよう

環境学(理学(数学・物理・化学・生物・地学))〈NDC10版:519〉

カンタン実験で環境を考えよう

篠原功治

ペットボトルやプラカップを使って,簡易浄水器やエコ充電器をつくろう.できた浄水器に牛乳,コーラ,水道水を通してみたら,出てくる水はどうなるだろうか.ちりめんじゃこに入っている「チリモン」たちを探してみよう.タコやタツノオトシゴが入っていたりするよ.楽しく実験や観察をしながら,環境への興味が広がる.(カラー16頁)

2011年07月20日刊

自分力を高める

哲学・心理学・宗教学(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:159.7〉

自分力を高める

今北純一

「成績や肩書に縛られずに生きる」「誰もが自分らしさを持っている」「リスクを恐れる必要はない」「個人で生きるか,組織に生きるか」……,国際ビジネスの最前線で活躍する著者が,自らの体験をもとに語る若い世代へのメッセージ.「自分力」の原点を見つめ,夢と希望に向かって生きるための道をアドバイスする.

2011年06月21日刊

生物多様性と私たち

環境学(理学(数学・物理・化学・生物・地学))〈NDC10版:519.8〉

生物多様性と私たち COP10から未来へ

香坂玲

昨年10月,名古屋で開かれたCOP10で議題となった生物多様性を,私たちの暮らしを通して考えてみよう.すると,危機にある生物と暮らし方との関連,多様性がなぜ大切なのかが,はっきりわかってくるよ.同時に行われた子ども会議やユース会議で議論されたこと,10年後に向けて若者たちがはじめた活動も興味深いものだ.

2011年05月20日刊

社会の真実の見つけかた

社会学(国際・メディア)〈NDC10版:361.453〉

社会の真実の見つけかた

堤未果

メディアが流す情報を鵜呑みにしていては,社会の真実は見えてこない.9・11以後のアメリカで,人々の恐怖心と競争を煽ってきたメディアの実態を実際に体験し,取材してきた著者が,「情報を読み解く力」を身につける大切さを若い世代に向けて解説する.同時にそこにこそ〝未来を選ぶ自由〟があると説く.

2011年02月18日刊

正しいパンツのたたみ方

家政・生活科学(教育)〈NDC10版:590〉

正しいパンツのたたみ方 新しい家庭科勉強法

南野忠晴

家庭科は,自分の暮らしを自分で整える力だけでなく,この社会の中で他者とともに生きていく力を育ててくれる教科だと実感した著者は,自ら専任教員となる.ご飯の作り方,お金とのつきあい方,時間の使い方など自立にあたってどんな知識や技術が必要か,10代の暮らしに沿って具体的にアドバイスする.

2011年02月18日刊

漢字のサーカス

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:811.2〉

漢字のサーカス 常用漢字編1

馬場雄二

鍵穴の中に見えるのは? おだんごを完成させるには? きれいでおもしろいイラストのような漢字パズルを解きながら,楽しく漢字力をアップさせよう.テレビや新聞,インターネットなどでふだん目にする常用漢字のうち,ステップ1として601字を網羅した85題を収録.日本漢字能力検定3級・4級にも対応.

2010年12月17日刊

世界の国1位と最下位

社会学(国際・メディア)(経済・経営・商学・観光)〈NDC10版:302〉

世界の国1位と最下位 国際情勢の基礎を知ろう

眞淳平

世界で最も人口が少ない国は? 最も食糧自給率が高い国は? 国土面積,軍事力,貧困率,進学率など様々な分野における上位と下位の国々を紹介.その歴史的な背景や社会状況,日本の位置をわかりやすく解説します.世界の大国と小国とを比較しながら学ぶ,ユニークな国際政治・経済の入門書.

2010年09月17日刊

英作文のためのやさしい英文法

語学・コミュニケーション〈NDC10版:836〉

英作文のためのやさしい英文法

佐藤誠司

英作文は「(1)主語と動詞を決める」にはじまる5つのプロセスで考えればかんたんだ.でも,シンプルな表現を使うためには,英文法の知識が大切だ.この本では,日本語を英語におきかえた作文ではなく,ほんとうの情報発信力につながる英文づくりを解説する.説明と練習問題からなる50のレッスンで,作文に強くなろう.

2010年06月18日刊

世界史読書案内

文学・文化・歴史〈NDC10版:209〉

世界史読書案内

津野田興一

時間軸と空間軸を,読書で自由にかけめぐってみよう! さまざまなテーマの本から迫れば,「なぜ世界史を勉強するの?」と疑問を持ちながら丸暗記するだけの教科ではなく,自分と今をつかむための本当の世界史が見えてきます.古代から現代まで,背伸びして読む専門書からマンガまで,わくわくする書目が並ぶブックガイド.

2010年05月20日刊

ニュートリノの夢

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:429.6〉

ニュートリノの夢

小柴昌俊

2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴先生が,研究の道のりとニュートリノ物理学を語る.神岡と出会い,カミオカンデを構想し,性能のすぐれた観測装置につくりあげていき,そして世界初のニュートリノ観測.恩師・朝永先生や旧友・晝馬氏,弟子の戸塚氏らへの思いとあわせて,楽しく心打たれる物語になっている.

2010年01月20日刊

平和をつくった世界の20人

社会学(国際・メディア)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:280〉

平和をつくった世界の20人

ケン・ベラー/ヘザー・チェイス/作間和子訳/淺川和也訳/岩政伸治訳

『森の生活』のソロー,『沈黙の春』のカーソン,「MOTTAINAI」のマータイをはじめ,ガンディー,キング牧師,ダライ・ラマ,マザー・テレサ,リンドグレーンなど,人間と動物の権利を重んじ,地球環境を守る平和な社会をめざした世界の20人をコンパクトに紹介.それぞれの人の〈ことば〉を日本語・英語で掲載.

2009年11月20日刊

図書館で出会える100冊

情報学(教育)〈NDC10版:019.5〉

図書館で出会える100冊

田中共子

図書館でなら,新刊から古い本まで,どんな本にもいつでも出会えます.うっかり見過ごしていてまだ読んでいない選りすぐりの本,何度も読み返したい古典,あなどれない絵本,教室での読書や朗読に役に立つ本など,100冊のおすすめ本を紹介.図書館利用の達人になって,本当に読みたい本を見つけましょう.

2009年06月19日刊

これからの防災・減災がわかる本

家政・生活科学(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:369.3〉

これからの防災・減災がわかる本

河田惠昭

家で,学校で,外出先で,もし災害に遭ったら? 世の中進んでいるはずなのに,大災害が増え,被害も拡大しています.命と財産を守る「減災」社会に変えていくにはどうしたらよいか.単なるハウツーではなく,災害のメカニズムを知り,適切な危機管理能力を身につけ,みなさんが自分で考えて行動できるようになるための1冊.

2008年08月20日刊

夢を跳ぶ

体育学・スポーツ(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:782.4〉

夢を跳ぶ パラリンピック・アスリートの挑戦

佐藤真海

大学生のときに骨肉腫を発症して右足を失った著者が,日本代表選手としてパラリンピック出場を果たすまでの歩みを語る.失意のどん底にいた彼女はどのようにして困難を乗り越えてきたのか.不安にさいなまれ,生きる意味を模索した日々,陸上競技との出会い,そして新たな挑戦への道を綴る,夢と希望にあふれる手記.

2008年08月20日刊

いのちをはぐくむ農と食

農学(農・獣・畜産・水産)(家政・生活科学)〈NDC10版:612.1〉

いのちをはぐくむ農と食

小泉武夫

1年間にあらたに農業に就く後継者の数が5000を割り,食料自給率も40%を割った.食品の安心・安全にも不安が大きい.そんな日本の農と食に未来はあるのだろうか.各地で活性化策をアドバイスしてきた小泉先生が,ここにこそ再生へのカギがあるという取り組みを紹介する.もっとも命にかかわる農と食への関心が広がる1冊.

2008年07月11日刊

思春期ってなんだろう

哲学・心理学・宗教学〈NDC10版:371.47〉

思春期ってなんだろう

金子由美子

保健室で思春期を生きる生徒たちの悩みと長年向き合ってきた著者は,教室で「からだ・こころ・性の学習」に取り組んでいます.成長によるからだと心の変化を知ることで,自己肯定感が生まれ,意欲的に生きていく基盤がつくられていきます.本書は,その実践にもとづいて思春期を豊かに生きる知恵や考え方を助言します.

2008年06月20日刊

哲学のことば

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:130〉

哲学のことば

左近司祥子

人間と動物,恋愛,友達,死と自殺をはじめ,なぜ学ぶのだろう,他者とのコミュニケーションとは,自分とは,生きることとは,といった,人間のもつ不滅のテーマについて,古代から近現代までの哲学者・歴史家たちの言葉を読みながら考える人生指南書.古いはずなのに新しい先人たちの言葉を楽しみます.

2007年02月20日刊

身体感覚をひらく

体育学・スポーツ(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:498.3〉

身体感覚をひらく 野口体操に学ぶ

羽鳥操/松尾哲矢

からだの力を抜いてみよう.のびのびとする動きを味わおう.「より強く・より速く・より高く」を目指したトレーニングとは全く異なる運動で,気持ちよくからだをほぐしてみませんか? 寝にょろ,腕にょろ,上体のぶらさげ…,野口体操のさまざまな動きをわかりやすく紹介します.

2007年01月19日刊

故事成句でたどる楽しい中国史

文学・文化・歴史〈NDC10版:222.01〉

故事成句でたどる楽しい中国史

井波律子

覆水盆に返らず,一網打尽,背水の陣,登龍門….中国四千年の歴史のうねりが生み出した数々の名場面.そこには名君,暴君,英雄,詩人はたまた美女たちが入り乱れ,数々の含蓄ある言葉が発せられた.それら珠玉の言葉は古びることなく,今も人の世の営みを照らし出す.故事成句をキーワードにたどる,ものがたり中国史.

2004年07月21日刊

漢字のはなし

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:821.2〉

漢字のはなし

阿辻哲次

漢字は,現在世界で使われている文字のうち最長の歴史をもちます.この現役の「古代文字」の4千年に及ぶ歩みにおける興味深いエピソードを紹介しながら漢字文化の面白さを語ります.基本漢字の驚くべき字源も紹介.でも古い話ばかりではありません.携帯メールの隆盛と漢字との深いつながり…なんて,考えたことありますか?

2003年01月21日刊

砂糖の世界史

文学・文化・歴史(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:588.1〉

砂糖の世界史

川北稔

茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖.この,甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて,近代以降の世界史の流れをダイナミックに描く.大航海時代,植民地,プランテーション,奴隷制度,三角貿易,産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって,いきいきと動き出すかのよう.世界史Aを学ぶ人は必読!

1996年07月22日刊

新聞の読みかた

情報学(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:070〉

新聞の読みかた

岸本重陳

「新聞なんて読む気にならない」「テレビのニュースで用がたりるよ」と思っている若い人たちのために,情報を知らないといかに損をするか,おもしろい新聞記事,感想文のまとめ方などをやさしく手ほどきします.どこからでも気軽に読めて,社会科その他の勉強や宿題にも役立つ,たいへん便利な一冊.

1992年01月20日刊

シェイクスピア名言集

文学・文化・歴史〈NDC10版:932.5〉

シェイクスピア名言集

小田島雄志

「このままでいいのか,いけないのか,それが問題だ」(ハムレット),「人生は歩きまわる影法師,あわれな役者だ」(マクベス)など,シェイクスピアの言葉は,世界中の人びとに愛誦されています.これらの名言を豊富に紹介し,エピソードをまじえてやさしく解説したこの本は,どこからでも気軽に読めて,英語の勉強にも役立ちます.

1985年12月20日刊

漢語の知識

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:820〉

漢語の知識

一海知義

私たちが日常何気なく使っていることばの中には,なんと多くの漢語があることでしょう.この本では勉強,希望,宇宙などの熟語から,一衣帯水,紅一点のような成語まで,現代日本語のなかに生きている漢語の出典をたずね,はば広いことばの理解への手かがりを探ります.国語や漢文の学習に役立ち,日々の言語生活を豊かにする一冊.

1981年01月20日刊

詩のこころを読む

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.5〉

詩のこころを読む

茨木のり子

いい詩とは,ひとの心を解き放つ力をそなえているばかりか,生きとし生けるものへのいとおしみの感情をも誘いだしてくれます.詩人である著者が,その心を豊かにしてきた詩の宝箱の中から忘れがたい詩の数々を選びだし,情熱をこめて語ります.ことばの花々にふれてみなさんは,きっと詩の魅力にとらえられるでしょう.

1979年10月22日刊

ジャパンナレッジSchoolの資料請求や
導入に関するご質問などはこちら

ジャパンナレッジSchoolパンフレットの
ダウンロードはこちら