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岩波科学ライブラリー セレクト100 タイトル一覧

7 件

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ことばと算数

語学・コミュニケーション(理学(数学・物理・化学・生物・地学))〈NDC10版:801.04〉

ことばと算数 その間違いにはワケがある

広瀬 友紀

「かける数とかけられる数,どっちがどっち?」「マイナスのマイナスは…とってもマイナス?」──混乱するのは子どもだけとは限らない.ことばのしくみに原因があることも.『ちいさい言語学者の冒険』で子どもの言語習得の旅を案内した言語学者が,小学生の宿題やテストの間違いを通して,意外に深いことばと算数の関係にせまる.

2022年07月14日刊

あいまいな会話はなぜ成立するのか

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:801〉

あいまいな会話はなぜ成立するのか

時本真吾

日常会話は遠回しな表現でみちているにもかかわらず,聞き手は話し手の意図を直ちに理解する.なぜ言葉になっていない意図を推測できるのか? なぜ推測はほどほどでおさまるのか? なぜ遠回しな表現をするのか? 3つの不思議を念頭に,哲学・言語学・心理学の代表的理論から,現代の脳科学にもとづく成果まで紹介する.

2020年06月12日刊

オノマトペの謎

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:814〉

オノマトペの謎 ピカチュウからモフモフまで

窪薗晴夫編

スクスクとクスクスはどうして意味が違うの? オノマトペにも方言があるの? 外国語にもオノマトペはあるの? モフモフはどうやって生まれたの? 日本語を豊かにしている擬音語や擬態語.8つの素朴な疑問に答えながら,言語学,心理学,認知科学など,さまざまな観点からオノマトペの魅力と謎に迫ります.

2017年05月18日刊

ちいさい言語学者の冒険

語学・コミュニケーション(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:801.04〉

ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密

広瀬友紀

「これ食べたら死む?」どうして多くの子どもが同じような,大人だったらしない「間違い」をするのだろう? ことばを身につける最中の子どもが見せる数々の珍プレーは,私たちのアタマの中にあることばの秘密を知る絶好の手がかり.言語獲得の冒険に立ち向かう子どもは,ちいさい言語学者なのだ.かつてのあなたや私もそうだったように.

2017年03月17日刊

音とことばのふしぎな世界

語学・コミュニケーション(工学(機械・電気・建築))〈NDC10版:801.1〉

音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

川原繁人

「あ」と「い」はどっちが大きい? あるいは,「ゴジラ」と「コシラ」ではどうですか? こんな質問をされたら,あなたはどう答えますか.文字そのものには大小がないはずなのに,音で聴くと母語が何であるかにかかわらず大小を判断するそうです.その他,存在しない音を聴いてしまう脳の機能など,最先端の話題を楽しく紹介します.

2015年11月05日刊

アクセントの法則

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:811.14〉

アクセントの法則

窪薗晴夫

どんな言語や方言にも,それぞれに美しい規則の体系がそなわっている.私たちは幼いとき,造作もなくその体系を身につけ,大人になった今は,無意識にそれを操ってことばを話しているのだ.標準語や鹿児島弁のアクセントを例に,一見混沌とした言語現象に潜む法則を見つけだし,自分の頭の中で起こっていることを探ってみよう.

2006年04月05日刊

外国語学習に成功する人、しない人

語学・コミュニケーション(教育)〈NDC10版:807〉

外国語学習に成功する人、しない人 第二言語習得論への招待

白井恭弘

巷には語学の教材や学習法の情報があふれているが,本当に有効な外国語学習法とはどんなものだろうか.「外国語が身につく」とき,学習者にはどんな変化がおきているのだろう.言語学や心理学からの知見を基盤としながらも独自の研究分野として発展してきた「第二言語習得研究」の最前線を紹介する.

2004年10月20日刊