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岩波新書 セレクト100 タイトル一覧
8 件

語学・コミュニケーション(教育)〈NDC10版:807〉
子どもたちに早くから英語を学ばせようというプレッシャーが強まっている.「早く始めるほど良い」という神話はどこからきたのか? 大人になったら手遅れなのか? 言語習得と年齢の関係についての研究の跡をたどり,問題点をあぶり出す.早期開始よりも重要な要素とは何か,誰がどのように教えるのがよいのだろうか.

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:813.1〉
いま,辞書に注がれる視線が熱い.数多あることばから何を項目として選び,有限のことばでどう説明するのか.地道な作業ながら,考えようによってはドラマチック.でも実際,どんなドラマがあるのか,ないのか? 辞書づくりにかかわるあれこれのエピソードを,『広辞苑』『岩波国語辞典』などその道30年の元編集者が楽しく語る.

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:801〉
ことばは知らない間に人間の行動を左右する.標準語と方言,英語と現地語など,複数の言語が関わる状況では,優劣を生み出す無意識の力学が働く.問題を科学的に解決するための言語学――応用言語学の最新の研究から,外国語教育,バイリンガリズム,異文化との接し方,法言語学,手話,言語障害など幅広い話題を紹介.

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:810.4〉
〈正確〉なだけでは物足りない!「快調」「好調」「順調」,もっとも調子がいいのはどれ? 「過日」「先日」「この間」,どう使い分ける? 誰もが思いあたる,「些細」だけれど「瑣末」ではない日本語の感触の違いを,語感研究の第一人者が解説する.Q&A形式で楽しく読める,〈伝えたい思い〉を〈適切なことば〉で届けるための55のヒント.

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:810.4〉
どうすればよりよく読めて書けるようになるか.何に気をつけどんな姿勢で文章に向かえばよいのか.練習問題に答えながら,単語に敏感になる習練から始めて,文の組み立て,文章の展開,敬語の基本など,日本語の骨格を理解し技能をみがく.学生・社会人のために著者が60年の研究を傾けて語る日本語トレーニングの手順.

語学・コミュニケーション〈NDC10版:830.7〉
「冷凍庫に入れる」はput it in the freezerなのに「電子レンジに入れる」だとput it in my microwave ovenとなる.どういう論理や感覚がこの英語表現を支えているのか.著者が出会ってきた日本人の英語の問題点を糸口に,従来の文法理解から脱落しがちなポイントをユーモア溢れる例文で示しつつ,英語的発想の世界へ読者を誘う.

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:801〉
いま広範な学問・芸術領域から熱い視線を浴びている「記号論」.それは言語や文化の理解にどのような変革を迫っているのか――.ことわざや広告,ナンセンス詩など身近な日本語の表現を引きながらコミュニケーションのしくみに新しい光をあて,記号論の基本的な考え方を述べる.分かりやすくしかも知的興奮に満ちた,万人のための入門書.

語学・コミュニケーション(教育)〈NDC10版:816.5〉
論文やリポートは,なかなか書けないものである.もとより「いかに考えるべきか」を離れて「いかに書くか」は存在しえない.著者は当代一流の文章家.その文体の明晰暢達はひろく知られている.読者は,著者の多年の執筆経験に即しながら文章というものの秘密を教えられ,文章構成の基本的ルールを興味深く学ぶことができよう.