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岩波新書 セレクト100 タイトル一覧
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教育(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:377〉
パンデミックで窮状が白日の下に晒された日本の大学.襲いかかるオンライン化の奔流,不可避の人口減,疲弊する教員,逼迫する資金,低下する国際評価――.存続の危機の根本原因はどこにあるのか.本来の大学を追究し続けてきた著者が,「時間」をキー概念に提案する再生のための戦略とは.ロングセラー『大学とは何か』待望の姉妹編.

教育〈NDC10版:375.1〉
新学習指導要領のもと,今年本格始動する「学び方改革」の目玉なのに,中身への理解も導入の準備も進んでいないアクティブ・ラーニング.しかしそこで展開される互恵的で深い学びは,自立的学習者,民主主義の手続きと運用に習熟した自律的市民の育成につながる大きな可能性を持つ.「学びの演出家」の第一人者が実践的に解説.

教育(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:370.49〉
「先生!」――〈この言葉から喚起されるエピソードを自由に書いてください〉.池上彰さんの呼びかけに,学校現場で教えている人,作家,医師,職人,タレントなど,各界で活躍の27名が答えた.いじめや暴力問題にゆれ,“上からの”教育制度改革が繰り返されているけれど,子どもと先生との関係は,かくも多様で,おもしろい!

教育(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:377〉
いま,大学はかつてない困難な時代にある.その危機は何に起因しているのか.これから大学はどの方向へ踏み出すべきなのか.知のメディアとしての大学を,中世ヨーロッパにおける誕生から,近代国家による再生,明治日本への移植と戦後の再編という歴史のなかで捉え直し,大学の理念を再定義する画期的論考.

教育(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:372.33〉
ケンブリッジ,オックスフォードの両大学は,英国型紳士修業と結びついて世界的に有名だが,あまり知られていないその前過程のパブリック・スクールこそ,イギリス人の性格形成に基本的な重要性をもっている.若き日をそこに学んだ著者は,自由の精神が厳格な規律の中で見事に育まれてゆく教育システムを,体験を通して興味深く描く.