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岩波新書 セレクト100 タイトル一覧

8 件

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職業としての官僚

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:317.3〉

職業としての官僚

嶋田 博子

旧態依然のイメージで語られ続ける霞が関官僚の職業実態を示し,職業としての官僚が国民や政治に対し担うべき役割,現状をあるべき官僚像に近づける方途を,政官関係の歴史的変遷,各国比較などを交えながら考える.メディアでのバッシングや政治主導の掛け声だけに満足せず,我が事として官僚を見つめる必要を説く.

2022年05月20日刊

少年法入門

法律・政治・行政〈NDC10版:327.8〉

少年法入門

廣瀬健二

年少者に対する保護か,厳罰か――,少年法をめぐっては激しい意見の対立が見られる.しかし,そもそもの議論の前提として,わが国の少年犯罪の現状と少年法制の仕組みはどうなっているのか,諸外国はどう対応しているか等の知識は必須である.裁判官として少年事件を担当した経験を持ち,外国の少年法の現地調査も続ける著者が徹底解説.

2021年06月18日刊

女性のいない民主主義

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:312.1〉

女性のいない民主主義

前田健太郎

日本では男性に政治権力が集中している.何が女性を政治から締め出してきたのか.そもそも女性が極端に少ない日本の政治は,民主主義と呼べるのか.客観性や中立性をうたってきた政治学は,実は男性にとって重要な問題を扱う「男性の政治学」に過ぎなかったのではないか.気鋭の政治学者が,男性支配からの脱却を模索する.

2019年09月20日刊

多数決を疑う

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:311.7〉

多数決を疑う 社会的選択理論とは何か

坂井豊貴

選挙の正統性が保たれないとき,統治の根幹が揺らぎはじめる.選挙制度の欠陥と綻びが露呈する現在の日本.多数決は本当に国民の意思を適切に反映しているのか? 本書では社会的選択理論の視点から,人びとの意思をよりよく集約できる選び方について考える.多数決に代わるルールは,果たしてあるのだろうか.

2015年04月21日刊

外交ドキュメント歴史認識

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:319.1022〉

外交ドキュメント歴史認識

服部龍二

歴史教科書,靖国参拝,「従軍慰安婦」……様々な思いが絡み合う歴史認識問題.しかしそこには,関係悪化と修復とを繰り返してきた東アジア国際関係の複雑な歩みが存在した.日本政府は歴史認識問題とどのように向き合い,中国・韓国とどのように対話してきたのか.その過程を丁寧にたどり,日本の立脚点を模索する.

2015年01月20日刊

集団的自衛権と安全保障

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:319.8〉

集団的自衛権と安全保障

豊下楢彦/古関彰一

集団的自衛権の行使は,本当に日本の安全性を高めるのか――? 現実をみない机上の論理,現状分析のない提言,国際感覚の欠如が,「他国防衛」のための戦争へと日本を駆り立てている.安全保障と憲法論の第一人者が問いかける,日本の今.安全保障とは,憲法とは,集団的自衛権とは…….必読の一冊.

2014年07月18日刊

憲法への招待 新版

法律・政治・行政〈NDC10版:323.14〉

憲法への招待 新版

渋谷秀樹

「憲法は私たちが守らなくてはならないものか」「憲法改正手続きを定める憲法96条は改正できるか」「日本の上空を通過する他国を攻撃するミサイルを撃ち落とすことは合憲か」など,24の問いに答えながら,日本国憲法の思想と骨格を平明に解説.社会問題となっている事象と憲法との関係をときほぐす,市民のための憲法入門.

2014年02月20日刊

政治的思考

法律・政治・行政(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:311〉

政治的思考

杉田敦

政治が混迷し不信感が高まっている今こそ,政治をどのように考え,いかに行動するかが問われているのではないか.決定・代表・討議・権力・自由・社会・限界・距離という八つのテーマに即して,政治という営みのもつ可能性と困難を根本から考えていく.私たちの常識的な見方や考え方に揺さぶりをかける刺激的な政治入門.

2013年01月22日刊