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角川ソフィア文庫 セレクト100 タイトル一覧

100 件

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気になる日本地理

文学・文化・歴史(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:291〉

気になる日本地理

宇田川勝司

山地と山脈の違いって何? リアス海岸の「リアス」って何だろう? 身近なテーマから地理を学べる入門書。都道府県名の由来や、和牛と国産牛の違いなど、身近なのに実は知らなかった疑問にお答えします。読んで納得、知って役立つ地理のおもしろさが詰まった1冊。

2023年08月24日刊

古墳とはなにか

文学・文化・歴史〈NDC10版:210.32〉

古墳とはなにか 認知考古学からみる古代

松木武彦

なぜ、日本列島に前方後円墳のような巨大古墳が生まれたのか。長をまつる巨大な墳丘を「見上げる」行為や、石室の位置や様式、埴輪、また鏡・刀などの副葬品から、古代の人びとは何を感じとっていたのか。竪穴式石室から横穴式石室への大転換はどのように起きたのか。人の心の動きの分析を通じて解明。神格化の装置から単なる墓へ。3世紀から7世紀の日本列島に16万基も築かれた古墳とは何であったかを問う、認知考古学の最前線。

2023年05月23日刊

漢文の語法

文学・文化・歴史〈NDC10版:825〉

漢文の語法

西田太一郎/校訂・解説 齋藤希史/校訂 田口一郎

「これに勝る漢文文法書なし」との声も高い名著を復刊。漢文の読解力を高めるには、漢字の知識に加えて、「文法」の精確な理解が必要だ。漢字の音と意味の関係や規則、文の構造、例外的な用法などについて『論語』や『史記』などの中国古典の名著から引いた1270を超える文例を用いて実践的・体系的に解説。文例をしっかり読み込み、漢字についての知識と理解を深めることで、確かな読解力を身につけよう。語法便覧、慣用句辞典としても活用できる、究極の指南書。解説=齋藤希史、校訂=齋藤希史・田口一郎

2023年01月24日刊

植物の形には意味がある

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(農学(農・獣・畜産・水産))〈NDC10版:471.1〉

植物の形には意味がある

園池公毅

街で、庭で、山や森で。花束や食材として。私たちの暮らしの中で、植物を目にしない日はほとんどありません。ところで、そんな身近な草木や花々、野菜や果物は、どうして「その形」をしているのでしょう。葉や枝や根、花や果実が、それぞれどんな理由でいまの形になったのか、豊富な図版をもちいて基礎からやさしく解説する植物学入門。

2022年12月22日刊

埴輪

文学・文化・歴史〈NDC10版:210.32〉

埴輪 古代の証言者たち

若狭徹

ぽっかり空いた目と口、短い手足、あどけない表情。心が癒やされる可愛らしい造形で、博物館でも大人気の埴輪たち。しかし、古墳を彩る人物・道具・家・動物たちの群像として見ると、王権を巡る「さまざまな物語」が浮かび上がってくる。3世紀中頃から6世紀終わり頃まで、およそ350年にわたり造られた埴輪を、定番の名品から最新の出土品まで紹介。造形美、細部の見方、楽しみ方を第一人者が解説する。カラー図版160点掲載。

2022年09月21日刊

はじめての王朝文化辞典

文学・文化・歴史〈NDC10版:210.36〉

はじめての王朝文化辞典

川村裕子/絵 早川圭子

平安時代の家、調度品、行事や服装、儀式、季節の行事、食事や音楽、娯楽、スポーツ、病気、信仰や風習……。『源氏物語』や『枕草子』など古典文学の世界が鮮やかによみがえる! 文化を学べる読む辞典。

2022年08月24日刊

民俗学がわかる事典

文学・文化・歴史〈NDC10版:380.1〉

民俗学がわかる事典

新谷尚紀

「なぜ敷居を踏んではいけないのか?」「ひな人形はなぜ3月3日を過ぎたら飾ってはだめ?」「ハレとケとは何か?」等、日本古来の習わしや不思議な言い伝え、民俗学の基本用語など全150項目超を解説。

2022年08月24日刊

人間の営みがわかる地理学入門

農学(農・獣・畜産・水産)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:290.1〉

人間の営みがわかる地理学入門

水野一晴

バナナはなぜ安いのか、村はどのようにできるのか、民族は何を基準に区分されるのか……農作物と農業、人種、民族、言語、宗教、村落と都市、人口、環境問題といった、世界の人々の営みについて豊富な写真や図版とともに解説。著者自身が世界各国で体験したエピソードをふんだんに盛り込み、人間の暮らしが地理的環境とどう結びついているのかを具体的に紹介する。さまざまな環境で生きる人々の姿が鮮やかに見えだす、やさしい地理学入門。

2022年06月10日刊

草木とともに

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:470.4〉

草木とともに 牧野富太郎自伝

牧野富太郎

「植物は人間がいなくても、少しも構わずに生活することができるが、人間は植物がなくては一日も生活することができない」(「牧野一家言」)。近代植物分類学の権威である牧野富太郎は、独学で植物学をおさめ、数多くの新種を発見した。50万点もの標本・観察記録や『牧野日本植物図鑑』などの著作も残している。94年にわたる生涯のすべてを植物研究に捧げた彼の人生に沿いながら選ばれ、編まれた名随筆集。解説・いとうせいこう

2022年06月10日刊

アフリカの歴史

文学・文化・歴史〈NDC10版:240〉

アフリカの歴史

川田順造

人類誕生の舞台であり、民族移動や王朝の盛衰を経て、他者と共存するおおらかな知恵を蓄えたアフリカ大陸。現地調査を重ねた文化人類学者が、「世界史」の枠組みをも問い直す、文明論的スケールの通史。

2022年05月24日刊

カビの取扱説明書

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:465.8〉

カビの取扱説明書

浜田信夫

暗い、汚い、かび臭い――陰気なイメージのカビが、美食界では大ブーム!
レストランで著者が見たものとは…。
ほかスマホや文化財に生えるカビなど、意外な一面に驚きつつ、かしこい付き合い方がわかる!
本書は2020年に弊社より刊行された書籍の文庫化です。文庫化にあたり、カビをどう防ぐのかについての章を設け、実用的にも充実した内容となりました。

2022年05月24日刊

20週俳句入門

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.307〉

20週俳句入門

藤田湘子

長年の俳句指導の実践を通して到達した、「四つの〈型〉により実作」というなメソッド。初心者でも20週で確実の俳句が作れる画期的な1冊。30年来のロングセラー俳句入門書、待望の初文庫化!

2022年04月21日刊

1冊で読む 世界の歴史

文学・文化・歴史〈NDC10版:209〉

1冊で読む 世界の歴史

西村貞二

世界史はあっと驚く話、深い感銘を受ける話、ロマンティックな話、手に汗を握る話に満ちている。かつての社会を大きく変えた出来事の数々は、今なお読む者・知る者の心を動かし、私たちの進むべき道に指針を与えてくれる。原始から20世紀まで人類が紡いだ道のりを、100のテーマをしるべとして1冊に凝縮。学び直しの手がかりとして、また世界の潮流を掴むためとして、ストーリー仕立てのエピソードと図版資料を多数収録。

2022年03月23日刊

自然のしくみがわかる地理学入門

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(工学(機械・電気・建築))〈NDC10版:450.9〉

自然のしくみがわかる地理学入門

水野一晴

高層ビルは新宿に密集する、北海道と本州は生息する動物が異なる、高尾山の植物種数はフィンランドより多い……身近に潜むこれらの謎を解くキーワード、それは「氷河」! 50カ国以上を調査で飛び回ってきた著者が、山を滑り落ち、砂漠を歩き抜き、森をさまよったからこそ見えてきた地球の不思議の数々。身の回りの疑問を出発点に自然のダイナミズムに触れる、あなたも街に、山に、川に、世界に出たくなる、地理学からの招待状。

2021年06月15日刊

東方見聞録

文学・文化・歴史〈NDC10版:292.09〉

東方見聞録

マルコ・ポーロ/訳・解説 長澤和俊

ヴェネツィア商人の息子マルコは中国へ陸路で渡り、13世紀のアジア世界を支配するフビライ・ハーンの絢爛たる宮廷へと辿り着く。元朝の使者として見聞した各地の暮らしや奇妙な風習、宗教、貨幣や通信制度、そして財宝の島ジパングと元寇の顛末。ヨーロッパ人の驚異を集めたその冒険譚は、コロンブスを突き動かし、大航海時代の原動力となった。生涯を中央アジアの踏査にささげたシルクロード史家が、旅人の眼で訳し読み解く。

2020年12月24日刊

日本人のための第一次世界大戦史

文学・文化・歴史〈NDC10版:209.71〉

日本人のための第一次世界大戦史

板谷敏彦

日本人はこの戦争の重要性を知らなさすぎる――。欧米では”The Great War” と称される第一次世界大戦。その実態を紐解くと、覇権国と新興国の鍔迫り合い、急速な技術革新とグローバリゼーションの進展など、WW1開戦前夜と現代との共通点が驚くほどに見えてくる。旧来の研究の枠を超え、政治・経済・軍事・金融・メディア・テクノロジーなど幅広い観点から、戦争の背景・内実・影響を読み解く、日本人のための入門書。

2020年11月21日刊

数式を使わない物理学入門

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:420〉

数式を使わない物理学入門 アインシュタイン以後の自然探検

猪木正文/監 大須賀健

幻の名著が復刊!極限世界の不思議な現象を数式を使わずにやさしく紹介
物理学のダイナミズムに酔いしれる、と読者から熱烈な支持を得ていた書籍が今よみがえる!
アインシュタインが一般相対性理論で明らかにした極限における物理現象の奇妙な振る舞い。100億光年の超巨大な宇宙や、1兆分の1ミリという超極微な素粒子など、私たちの空想をはるかに超えて広がる不思議な世界を、比喩を駆使してやさしく紹介。理論物理学者の大須賀健が監修し、現代の見地も盛り込む。
監修 大須賀健(筑波大学計算科学研究センター教授 宇宙物理理論研究室)、寄稿 永田和宏(細胞生物学者/歌人)

2020年05月22日刊

ガロア

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:289.3〉

ガロア 天才数学者の生涯

加藤文元

数学界を揺るがす理論を打ち立て、20歳で世を去った数学者の激動の生涯
10代にして巨大な理論を打ち立て、後の数学界に大きな影響を与えたガロア。しかし、20歳で、決闘による謎の死を遂げる。革命前後の騒乱のパリで、斬新な概念を生みだしながら、政治活動にも没頭。収監までされた一方で、恋にも身を焦がした。現代数学の最先端で活躍する著者が、さまざまな文献やパリでの現地取材をもとに、熱情と焦燥に彩られた天才数学者の激動の生涯を追う。ガロアが残した幻の著作の序文も全文掲載。
(本書は2010年に中公新書より刊行された『ガロア 天才数学者の生涯』を加筆修正のうえ、文庫化したものです)

2020年01月23日刊

秘境旅行

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:291.09〉

秘境旅行

芳賀日出男

民俗写真の第一人者、芳賀日出男が若き日に記した貴重な旅行記。北は納沙布から南は久高島まで、全16か所の写真とフィールドノートから、氏ならではの被写体への誠意と並々ならぬ愛情が見えてくる――。

2020年01月23日刊

ファン・ゴッホ

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:723.359〉

ファン・ゴッホ 日本の夢に懸けた画家

圀府寺司

ファン・ゴッホは、生きることの難しい人間だった。高い理想、激しい気性、有り余る情熱ゆえ、学校にも職場にも教会にもなじめず、やがて画家の道だけが残る。ハーグ派、印象派、浮世絵版画との出会いに導かれ、駆け抜けた37年の短い生涯。その心中には、孤高の理想を憧れの地「日本」に託しつづけた、ユートピアへの儚い希望があった。主要作品をオールカラーで辿り、残された手紙によって画家の人生を浮かび上がらせる決定版。

2019年09月21日刊

印象派の歴史 上

芸術(音楽・美術・演劇)〈NDC10版:723.05〉

印象派の歴史 上

ジョン・リウォルド/訳者 三浦篤/訳者 坂上桂子

19世紀パリ。美と絵画をめぐる伝統と権威に公然と反旗を翻した画家たちがいた。モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、ドガ、セザンヌ、モリゾ。光と色彩の新たな表現を信じた彼らは、やがて「印象主義」の名で呼ばれることとなる。偶然の出会い、友情、対立を超えて、グループ展の実現に奔走する若者たち。しかし第二帝政末期、戦火が忍び寄る――。世界的な第一人者が画家の証言や書簡、同時代資料を渉猟して描く、金字塔的通史。

2019年08月23日刊

印象派の歴史 下

芸術(音楽・美術・演劇)〈NDC10版:723.05〉

印象派の歴史 下

ジョン・リウォルド/訳者 三浦篤/訳者 坂上桂子

1874年春、ついに第一回「印象派展」が幕を開けた。自然や都市への新たな眼差しを共有する若き画家たちが自らつくり上げるグループ展――それは事件だった。観衆の戸惑い、嘲笑、辛辣な批評の一方で、のちの近代美術史に刻まれる数々の名作が産声をあげていく。カフェでの激論、支援者の拡大、仲間の死、そしてゴッホ、ゴーガン、スーラら次世代への継承。全八回の印象派展を丹念に辿る通史の決定版。詳細な文献目録を収録。

2019年08月23日刊

新編 日本の怪談 Ⅱ

文学・文化・歴史〈NDC10版:933.6〉

新編 日本の怪談 Ⅱ

ラフカディオ・ハーン/編訳 池田雅之

死者が自らの供養のために寺で経をあげる「いつもよくあること」、理不尽な離縁を恨んで死んだ妻の亡霊に恐怖する「女の死体にまたがった男」、散文詩の頂点を示す一幅の絵画のような「蓬莱」、円朝の同題の人情噺としても有名な「牡丹燈籠」、人間が異界の女たちの魔性の美しさに幻惑されていく「泉の乙女」「鳥妻」、死をも超越した人間の信と義を描く「顔真卿の帰還」、深刻な幼年期の恐怖体験を綴るハーン文学の原点ともいえる「私の守護天使」――アメリカから日本時代に至るまで、人間の心や魂、自然との共生をめぐる、ハーン一流の美意識と倫理観に彩られた代表的作品三十七篇を精選。詩情豊かな訳で読む新編第二弾。

2019年06月14日刊

三国志演義 3

文学・文化・歴史〈NDC10版:923.5〉

三国志演義 3

羅貫中/立間祥介

ついに曹操対孫権の直接対決が始まった――。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン!

2019年06月14日刊

三国志演義 4

文学・文化・歴史〈NDC10版:923.5〉

三国志演義 4

羅貫中/立間祥介

司馬氏が力をつけ、三国時代はいよいよ終わりへと向かう――。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン!

2019年06月14日刊

三国志演義 1

文学・文化・歴史〈NDC10版:923.5〉

三国志演義 1

羅貫中/立間祥介

劉備、関羽、張飛の三豪傑が乱世を正すべく義兄弟の契りを結び立ち上がる--。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン!

2019年05月24日刊

三国志演義 2

文学・文化・歴史〈NDC10版:923.5〉

三国志演義 2

羅貫中/立間祥介

曹操に大敗した劉備元徳、稀代の策士・諸葛孔明を三顧の礼をもって軍師に迎え、ついに赤壁の戦いへ――。孔明、七星檀を築いて東風を起こし、八十万の曹操軍が火の海に包まれる!怒涛の第二巻。

2019年05月24日刊

日本昆虫記

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:486.021〉

日本昆虫記

大町文衛

「コオロギ博士」と親しまれた著者の代表作。昆虫への愛情を十分に堪能できるエッセイ。目出度い虫、大きい虫、小さい虫、虫の母、虫の父、光る虫、鳴く虫など35編を収録。昆虫学に興味がある人は必読の書。

2019年04月24日刊

初歩から学ぶ生物学

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:460〉

初歩から学ぶ生物学

池田清彦

人はなぜ死ぬの? 心はどこにあるの? 進化や遺伝の仕組みとは? なぜオスとメスがいるの? 教科書以前の素朴な疑問から、具体例を厳選。断片的に専門知識を蓄えるのではなく、要点から体系的にわかりやすく解説。メディアで話題になる事柄も、基礎さえ押さえておけば、もっと理解が深まる! 文庫化にあたり、人類起源や免疫に関する最新の知見で大幅に改訂。いい加減でしたたかな生物の原理に迫る、恰好の入門書。

2019年03月23日刊

確率のはなし

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:417.1〉

確率のはなし

矢野健太郎

25人のパーティで同じ誕生日の2人が出会うのは偶然? それとも必然? 不確実な現実を論理の力で数値化する確率論。難しそうにみえても、まずは起こりうる可能性をすべて書き出すこと。そして記号や法則の力で一般論を導けば、さまざまなことに応用できる。ガリレオが賭博師と交わした議論から、期待値、ドゥ・モルガンの法則、パスカルの三角形といった数学の基本へ。世界的な数学者が、身近な実例を挙げてやさしく誘う。

2019年01月24日刊

俳句歳時記 第五版 新年

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.307〉

俳句歳時記 第五版 新年

編 角川書店

厳粛で、晴れやかで、淑気に包まれるお正月。元日から初詣、門松、鏡餅、若水、屠蘇、雑煮など、古来の伝統行事にまつわる季語が並ぶ。歳徳神を家々に迎え、神酒を供えて一年の息災を祈る。初夢、三が日、松過を経たのち、左義長の炎とともに神は天に帰るのだという。年頭にハレの日を設けた日本人の叡知と自然への敬虔な思いが新年季語にはこめられている――。解説に作句のポイント追加した改訂第五版。全五巻の総索引付。

2018年12月22日刊

俳句歳時記 第五版 冬

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.307〉

俳句歳時記 第五版 冬

編 角川書店

「寒来暑往 秋収冬蔵」冬は突然に訪れる。秋に収穫した農作物を収蔵する季節。紅葉、時雨を経て、雨は雪へと変わり、ストーブや炬燵のある家中で人びとは寒さと向き合ってきた。蕭条[ルビ:しようじよう]たる冬景色のなか、暖を取る工夫の数々が季語に収斂されている。歳末から年が明けて寒に入ると、春を待つ季語が切々と並ぶ――。 ただ一句を得るために生涯を捧げた俳人たちの名句を収め、解説に「作句のポイント」を追加した、改訂第五版!

2018年11月22日刊

フェルメール

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:723.359〉

フェルメール 作品と生涯

小林賴子

17世紀オランダで活躍したフェルメール。宗教画や神話画から転向し、勃興したばかりの市民階級が求める風俗画の制作へと乗り出した画家は、《牛乳を注ぐ女》《真珠の耳飾りの少女》といった名作を手がけていく。現実のようでいて現実でない魔術的な光と空間の描写は、いかにして生まれたのか。全作品をカラーで収録し、その真筆性をめぐる議論とともに、様式論を一冊に凝縮。政治や絵画市場などの背景に迫る補論を付した増補版。

2018年10月24日刊

俳句歳時記 第五版 秋

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.307〉

俳句歳時記 第五版 秋

編 角川書店

和歌以来の伝統の季語から近年の新しい季語まで収録し、的確な解説と名句で定評のある角川歳時記。例句を大幅に見直し、解説に「作句のポイントを新たに追加。読んでも役立つ、改訂第五版!

2018年08月24日刊

鬼と日本人

文学・文化・歴史(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:387.91〉

鬼と日本人

小松和彦

雷神、酒呑童子、茨木童子、節分の鬼、ナマハゲ……古くは『日本書紀』や『風土記』にも登場する鬼。見た目の姿は人間だが、牛のような角を持ち、虎の皮の褌をしめた筋骨逞しい姿が目に浮かぶ。しかし、日本の民間伝承や芸能・絵画などの角度から鬼たちを眺めてみると、多彩で魅力的な姿が見えてくる。いかにして鬼は私たちの精神世界に住み続けてきたのか。鬼とはいったい何者なのか。日本の「闇」の歴史の主人公の正体に迫る。

2018年07月24日刊

俳句歳時記 第五版 夏

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.307〉

俳句歳時記 第五版 夏

編 角川書店

初心者からベテランまで最も定評のある角川歳時記を全面リニューアル。作句のポイントを追加したわかりやすい解説に、例句も2割以上を刷新。季語の数が最も多い夏、俳句で風情と情緒を愉しみたい。

2018年05月25日刊

思考をあらわす「基礎日本語辞典」

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:814.5〉

思考をあらわす「基礎日本語辞典」

森田良行

「しかし」「あるいは」などの接続詞から、「~なら」「~ない」などの助動詞まで、文意に大きな影響を与える言葉を厳選。思考のロジックをあらわす言葉の使い方、使い分けを鮮やかに解説する! まえがきにかえて/サンキュータツオ

2018年03月24日刊

ジャズの歴史物語

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:764.7〉

ジャズの歴史物語

油井正一

ニューオリンズで産声をあげたジャズは、めまぐるしくスタイルを変え、幾度もの黄金時代を経て、いかなる歴史を歩んだのか。そして、ルイ・アームストロング、チャーリー・パーカー、マイルス・デヴィスといった巨人たちの、挫折と栄光に彩られた人生の物語とは――。ジャズ評論に生涯をささげ、その草分けとして時代の熱情を見つめてきた第一人者が、数多のエピソードとともに描き出す古典的通史。巻末にディスコグラフィー収録。

2018年03月24日刊

俳句歳時記 第五版 春

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.307〉

俳句歳時記 第五版 春

編 角川書店

初心者からベテランまで最も定評のある角川歳時記を全面リニューアル。上級者でも間違いやすい作句のポイントを追加、ぐんとわかりやすい解説に。例句も新しく600句以上を収録。さあ、俳句を始めよう!

2018年02月24日刊

時間をあらわす「基礎日本語辞典」

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:814.5〉

時間をあらわす「基礎日本語辞典」

森田良行

日本語の微妙なニュアンスを、図を交えながら解説する『基礎日本語辞典』から、「さっそく」「ひとまず」など、時に関する語を集める。外国語を学ぶとき、誰もが迷う時制の問題をわかりやすく解説!
【とりあげた言葉】 とき、あくる、あたらしい、あらかじめ、いきなり、いずれ、いぜん、いそぐ、いちおう、いつか、いま、いまさら、いまだに、いよいよ、おそい、おもむろに、かれこれ、~ごろ、さしあたり、さっき、さっそく、しばらく、~すぎ、すぐる、すごす、すむ、そろそろ、~た、~だす、たまたま、~ちゅう、ついに、とたん、とりあえず、なかなか、にわか、のばす、はじまる、はやく、ひ、ひごろ、ぴったり、ひとまず、ふるい、まい~、まもなく、もう、やがて、わかい

2018年02月24日刊

感染症の世界史

医学・歯学・薬学・看護学(理学(数学・物理・化学・生物・地学))〈NDC10版:493.8〉

感染症の世界史

石弘之

コレラ、天然痘、エボラ出血熱……征服しては新たな姿となって生まれ変わる微生物と、人類は長い軍拡競争の歴史を繰り返してきた。40億年の地球環境史の視点から、感染症の正体にせまる。

2018年01月25日刊

幸福論

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:194〉

幸福論

ヒルティ/訳 秋山英夫

ヒルティの幸福論三部作から、第一部「幸福論」(初版昭和29年刊)と第二部の一部を「人生論」(昭和31年刊)としてまとめた新・抄訳版。新・解説/鷲田小彌太。

2017年12月21日刊

幸福論

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:133.5〉

幸福論

B・ラッセル/訳 堀秀彦

不幸は至る所にあるものであるということを前提にすると、本書はそのような「日常的な不幸」に対する処方箋集ともいえる。 そしてその処方箋に共通するのは、自分の世界にこもるのではなく、外界へ興味をもつこと、外的なものに対して好奇心をもつことであるとラッセルは説く。解説 小川仁志

2017年10月25日刊

クラシック音楽の歴史

芸術(音楽・美術・演劇)〈NDC10版:762.3〉

クラシック音楽の歴史

中川右介

人物や事件、概念、専門用語をトピックごとに解説。時間の流れ順に掲載しているため、通して読めば流れも分かる。グレゴリオ聖歌から二十世紀の映画音楽まで。「クラシック音楽」の学び直しに最適な1冊。

2017年09月23日刊

イスラーム世界史

文学・文化・歴史〈NDC10版:227〉

イスラーム世界史

後藤明

イスラーム世界から過去、現在、未来を見つめると、西洋中心の視点とはまるで異なる歴史が浮かび上がる。肥沃な三日月地帯に産声をあげる前史から、宗教としての成立、民衆への浸透、多様化と拡大、近代化、そして民族と国家の20世紀へ――。シーア派とスンナ派の起源とは? パレスチナ問題はなぜ生じた? 宗教と政治の関係は? 「歴史は誰かがつくるもの」とするイスラーム史の第一人者が日本人に語りかける100の世界史物語。

2017年09月23日刊

般若心経を読みとく

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:183.2〉

般若心経を読みとく 二六二文字の仏教入門

竹村牧男

大乗仏教のエッセンスを262字に凝縮した『般若心経』。 日本人に最も親しまれてきた仏典であるものの、ほとんどすべてが専門用語によってうめつくされ、その最深部の理解には仏教学の基礎知識を欠くことができない。空とは何か。自己とは何か。そして、わだかまりを離れ、ただ生きてただ死ぬ、本当に自由な境地とは――?言葉のひとつひとつをていねいに味わい、「一切皆苦」の現実を生き抜く智慧を浮かび上がらせる仏教入門。
※本書は、二〇〇三年七月に大東出版社より刊行された『般若心経を読みとく 仏教入門の第一歩』に加筆修正し改題のうえ文庫化したものが底本です。

2017年07月25日刊

ことばの歳時記

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.307〉

ことばの歳時記

山本健吉

季節のことばとは、私たちの住むこの風土を認識することば。たとえば「春一番」「青葉潮」「やませ」――季節感だけではなく、喜怒哀楽に満ちた生活の知恵をも感じさせる。古来より世々の歌よみたちが思想や想像力をこめて育んできたそれらの「季の詞(ことば)」を、歳時記編纂の第一人者が名句や名歌とともに鑑賞。生活習慣や気候が変化する現代においてなお、感じることのできる懐かしさや美しさが隅々まで息づいている。解説・宇多喜代子

2016年11月25日刊

音楽入門

芸術(音楽・美術・演劇)〈NDC10版:760〉

音楽入門

伊福部昭

真の美しさを発見するためには、教養と呼ばれるものを否定する位の心がまえが必要です――。土俗的なアイヌ音楽に影響を受け、日本に根ざす作品世界を独学で追求した作曲家、伊福部昭。語りかけるように綴られた音楽芸術への招待は、聴覚は最も原始的な感覚であり、本能を揺さぶるリズムにこそ本質があるとする独自の音楽観に貫かれている。「ゴジラ」など映画音楽の創作の裏側を語った貴重なインタビューも収録。(解説・鷺巣詩郎)

2016年06月18日刊

最澄と空海

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.42〉

最澄と空海 日本仏教思想の誕生

立川武蔵

日本仏教千年の礎を築いた最澄と、力強い思考から密教の世界観を樹立した空海。アニミズムや山岳信仰の豊穣をとりこみ、インドや中国とも異なる「日本型仏教」を創造した二人の巨人、その思想と生涯に迫る。

2016年05月25日刊

日本の色を知る

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:757.3〉

日本の色を知る

吉岡幸雄

化学染料を使わずに天然素材で糸や布を染めていた時代の色彩とは。植物染による日本の伝統色を追究してきた著者が、折々の季節、行事にまつわる色を解説。物語や歌に込められた四季の想いを手掛かりに、古来の色彩感覚を甦らせる。紅花(べにばな)、藍、刈安(かりやす)などによる古法の染色方法を解明しつつ、古くは平安時代にさかのぼり、日本人が色とどのように付き合ってきたかを紹介。美しいカラー写真とともに綴る、「日本の伝統色」入門書。

2016年03月25日刊

日本再発見 芸術風土記

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:291.09〉

日本再発見 芸術風土記

岡本太郎

人間の生活があるところ、どこでも第一級の芸術があり得る――。秋田、岩手、京都、大阪、出雲、四国、長崎を歩き、その風土に失われた原始日本の面影を見いだしていく太郎の旅。著者撮影の写真を完全収録。

2015年07月25日刊

新編 日本の面影 Ⅱ

文学・文化・歴史〈NDC10版:934.6〉

新編 日本の面影 Ⅱ

ラフカディオ・ハーン/訳者 池田雅之

代表作『知られぬ日本の面影』を新編集する待望の第2弾。「鎌倉・江ノ島詣で」「八重垣神社」「美保関にて」「二つの珍しい祭日」ほか、日本に対するハーンの想いと細緻な眼差しを感じる新訳十編。

2015年06月20日刊

ブッダ伝

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:182.8〉

ブッダ伝 生涯と思想

中村元

煩悩を滅する道をみずから歩み、人々に教え諭したブッダ。出家、悟り、初の説法など生涯の画期となった出来事をたどり、人はいかに生きるべきかを深い慈悲とともに説いたブッダの心を、忠実、平易に伝える。

2015年05月23日刊

数学の魔術師たち

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:410〉

数学の魔術師たち

木村俊一

カントール、ラマヌジャン、ゲーデル――天才的数術師たちのエピソードを交えつつ、無限・矛盾・不完全性など、彼らを駆り立ててきた摩訶不思議な世界を、ユーモア溢れる筆致解き明かす。『数術師伝説』を改題。※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。

2015年04月25日刊

日本の民俗

文学・文化・歴史(芸術(音楽・美術・演劇))〈NDC10版:382.1〉

日本の民俗 祭りと芸能

芳賀日出男

大自然と調和して生きてきた日本人。四季の移ろいの中から神や精霊の概念が生まれ、祭りや郷土芸能が育まれてきた。神事である御幣の祭り、大黒舞などの初春の芸、様々な鬼の祭りや獅子舞、田植えの祭りや語り物、能や風流―時代の変化の中で刻々と失われゆく信仰の情景を、折口信夫に学び、宮本常一と旅した目で捉える。各巻200点超の写真を収録、民俗学的フィールドワークと写真家の眼差しを交差させた、記念碑的大作。

2014年11月22日刊

日本の民俗

文学・文化・歴史(農学(農・獣・畜産・水産))〈NDC10版:382.1〉

日本の民俗 暮らしと生業

芳賀日出男

「神は季節の変わり目に遠くから訪れ、村人の前に姿をあらわす」。師・折口信夫の「まれびと」論に目を開かされ、ハレとケのリズムとともに年を過ごす日本人の姿を追い続けた眼差しは、何を捉えてきたのか。正月や盆などの年中行事から、農村の田植えや漁村の海女、その他巫女や人形まわし――共同体の内に入って語り、距離を置いて眺めてこそ写し得た、日本古来の暮らしと生業。変貌し続ける伝承と習俗の真の姿がここにある。

2014年11月22日刊

気持ちをあらわす「基礎日本語辞典」

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:814.5〉

気持ちをあらわす「基礎日本語辞典」

森田良行

「驚く」「感心する」「かわいそう」「気の毒」など、普段使っている言葉の中から気分や感情をあらわすものを厳選。その言葉のおおもとの意味や使い方、差異を徹底的に分析し、解説した画期的な日本語入門。

2014年06月20日刊

違いをあらわす「基礎日本語辞典」

語学・コミュニケーション(文学・文化・歴史)〈NDC10版:814.5〉

違いをあらわす「基礎日本語辞典」

森田良行

「すこぶる」「大いに」「大変」「ほぼ」など、普段使っている言葉の中から微妙な状態や程度をあらわすものを厳選。その言葉のおおもとの意味や使い方、差異を徹底的に分析し、解説した画期的な日本語入門。

2014年06月20日刊

ミレーの生涯

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:723.35〉

ミレーの生涯

アルフレッド・サンスィエ/監訳 井出洋一郎

「芸術は命がけだ」--〈種まく人〉〈落穂拾い〉をはじめ、農民の真の美しさを描き続けた画家ミレー。感動の名画を生んだのは、波乱と苦難に満ちた生涯だった。ミレー生誕200年を機に貴重な伝記を復刊!

2014年04月25日刊

落語名作200席 上

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:779.13〉

落語名作200席 上

京須偕充

「子別れ」「紺屋高尾」「寿限無」「真景累ヶ淵」ほか、寄席や口演会で人気の噺を厳選収録。演目別に筋書や会話、噺のサゲ、噺家の十八番をコンパクトにまとめる極上のガイドブック。上巻演目【あ~さ行】。

2014年03月25日刊

落語名作200席 下

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:779.13〉

落語名作200席 下

京須偕充

「文七元結」「千早振る」「時そば」「牡丹灯籠」ほか、落語の人気演目を厳選収録。圓生、志ん朝、小三治など、名人の落語を世に送り出した名プロデューサーならではの蘊蓄が満載。下巻演目【た~わ行】。

2014年03月25日刊

ビギナーズ 日本国憲法

法律・政治・行政〈NDC10版:323.14〉

ビギナーズ 日本国憲法

編 角川学芸出版

総ルビ&2色刷で読みやすい! 各条文の「大意」と解釈のポイントをコンパクトに解説、ニュースで争点となる重要条文がよく分かる。大日本帝国憲法と唯一「皇室典範」も付した決定版。注釈/大西洋一(弁護士)。※リーディングシステムによっては、モノクロ表示になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

2013年12月25日刊

アラビアンナイト バートン版

文学・文化・歴史〈NDC10版:929.763〉

アラビアンナイト バートン版 千夜一夜物語拾遺

訳者 大場正史

世紀を超えて語りつがれ、人々の胸を躍らせてきた、夢とロマンスと冒険の絢爛豪華なファンタジー。最も親しまれてきた「アラジン」「アリ・ババ」の物語を含む拾遺集。長大な本篇への入門書としても最適!

2013年10月25日刊

能の見方

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:773〉

能の見方

松岡心平

「翁」「井筒」「道成寺」など、代表的な能の名作25曲を通して、能の見方、鑑賞のポイント、舞台の魅力に迫る。世阿弥の時代から現代に届けられるメッセージを読み解く、能がもっと楽しくなる鑑賞入門。

2013年08月24日刊

昔話と文学

文学・文化・歴史〈NDC10版:388.1〉

昔話と文学

柳田国男

「竹取翁」「花咲爺」「かちかち山」などの有名な昔話(口承文芸)を取り上げ、『今昔物語集』をはじめとする説話文学との相違から、その特徴を考察。丹念な比較で昔話の宗教的起源や文学性を明らかにする。

2013年08月24日刊

生物にとって時間とは何か

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:461〉

生物にとって時間とは何か

池田清彦

生命を正確に捉えるには、体の構造にひそむ時間の考察を欠くことが出来ない。あらゆる種類の抗体を用意することで未知なるウイルスの襲来に備える免疫システムなど、「未来に備える生物」の驚くべき仕組みにせまる!

2013年05月25日刊

アスリートの科学

体育学・スポーツ(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:780.19〉

アスリートの科学 身体に秘められた能力

小田伸午

軸足ではなく蹴り足をボールに合わせる感覚で蹴って体重を乗せる「二軸動作」キックなど、一流アスリートが見せる驚異のパフォーマンスの例を挙げながら、科学と感覚の両面から身体運動の不思議に迫る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2013年04月25日刊

小さき者の声

文学・文化・歴史〈NDC10版:380.4〉

小さき者の声 柳田国男傑作選

柳田国男

表題作に加え「母の手毬歌」 「こども風土記」 「木綿以前の事」 など柳田の代表作として名前の挙がる著名な6作品を一冊に収録! 柳田が終生持ち続けた幼いころの直感やみずみずしい感性を随所で感じられる。

2013年02月23日刊

新訂 妖怪談義

文学・文化・歴史(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:387.91〉

新訂 妖怪談義

柳田国男/小松和彦

柳田国男が、日本の各地を渡り歩き見聞した怪異伝承を集め、編纂した妖怪入門書。現代の妖怪研究の第一人者・小松和彦氏が最新の研究成果を活かし、原典に当たり、詳細な注と解説を入れた決定版。

2013年01月25日刊

日本の祭

文学・文化・歴史(芸術(音楽・美術・演劇))〈NDC10版:386.1〉

日本の祭

柳田国男/安藤礼二

古来伝承されてきた神事である祭りの歴史を「祭りから祭礼へ」「物忌みと精進」「参詣と参拝」等に分類し解説。近代日本が置き去りにしてきた日本の伝統的な信仰生活を、民俗学の立場から次代を担う若者に説く。

2013年01月25日刊

海上の道

文学・文化・歴史〈NDC10版:380.4〉

海上の道

柳田国男

日本民族の祖先たちは、どのような経路をたどってこの列島に移り住んだのか。表題作のほか、海や琉球にまつわる論考8篇を収載。大胆ともいえる仮説を展開する、柳田国男最晩年の名著。

2013年01月25日刊

道元入門

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.82〉

道元入門

角田泰隆

13歳で出家、24歳で真の仏法を求め中国に留学。「只管打坐(ただひたすら坐禅すること)」に悟りを得て帰国し、正しい仏法を追い求め永平寺を開山。激動の鎌倉時代に禅を実践した日本思想史の巨人に迫る!

2012年11月22日刊

増補版 歌舞伎手帖

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:774.033〉

増補版 歌舞伎手帖

渡辺保/カバーデザイン 高柳雅人

上演頻度の高い310作品を演目ごとに紹介。「物語」「みどころ」「芸談」など、項目別に解説していく。歌舞伎評論の第一人者ならではの丁寧な内容で、観劇前の予習用にも最適。歌舞伎好き必携の一冊!

2012年10月25日刊

君主論

法律・政治・行政(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:311.237〉

君主論

マキアヴェッリ/訳者 大岩誠

権力とは何か、国家とは何か、リーダーは何をなすべきか。軍事や外交ほか多くの事例をもとに、非情な政治の理論を大胆に提言。「マキアヴェリズム」の語を生み、今なお有用な示唆を与える比類なき論考。

2012年08月25日刊

饗宴

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:131.3〉

饗宴 恋について

プラトン/訳者 山本光雄

「愛」を主題とした対話編のうち、恋愛の本質と価値について論じた「饗宴」と、友愛の動機と本質について論じた「リュシス」の2編を収録。プラトニック・ラブの真意と古代ギリシャの恋愛観に触れる。

2012年07月25日刊

自殺について

哲学・心理学・宗教学(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:134.6〉

自殺について

ショーペンハウエル/訳者 石井立

誰しもけして逃れられない、死(自殺)について深く考察し、そこから人生について、善人と悪人との差異、生きることの意欲の本質へと迫る! 偉大な思想家の歴史的な名著を読みやすく新装復刊!!

2012年06月22日刊

妖怪文化入門

文学・文化・歴史(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:388.1〉

妖怪文化入門

小松和彦

河童・鬼・天狗・山姥――。妖怪はなぜ絵巻や物語に描かれ、どのように再生産され続けたのか。豊かな妖怪文化を築いてきた日本人の想像力と精神性を明らかにする、妖怪・怪異研究の第一人者初めての入門書。

2012年06月22日刊

空海入門

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.52〉

空海入門

加藤精一

革新的な思想で宗教界を導き、後に弘法大師と尊称された空海。その生涯と事績を丹念にたどり、『三教指帰』『弁顕密二経論』『秘蔵宝鑰』をはじめとする著作を紹介。何者にも引きずられない、人間空海の魅力に迫る!

2012年04月25日刊

新版 精神分析入門 上

哲学・心理学・宗教学(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:146.13〉

新版 精神分析入門 上

フロイト/訳者 安田徳太郎/訳者 安田一郎

無意識、自由連想法、エディプス・コンプレックス――。精神現象の解明に偉大な貢献をした精神分析の創始者、フロイトの講義録にして精神分析の入門書。人気イラストレーターによる新カバーで待望の復刊!

2012年03月24日刊

新版 精神分析入門 下

哲学・心理学・宗教学(医学・歯学・薬学・看護学)〈NDC10版:146.13〉

新版 精神分析入門 下

フロイト/訳者 安田徳太郎/訳者 安田一郎

人間は「無意識」に支配されている――。精神分析の礎であり、現代の思想を語る上でも避けることのできない「知の巨人」の人間観とは。精神分析の主要概念を丹念に解説した、フロイト思想の代表的な入門書。

2012年03月24日刊

方法序説

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:135.23〉

方法序説

デカルト/訳者 小場瀬卓三

哲学史上もっとも有名な命題「我思う、ゆえに我あり」を導いた近代哲学の父デカルトの名著を新装・復刊。人間に役立つ知識を得たいと願ったデカルトが、懐疑主義に到達する経緯を綴る、読み応え充分の思想的自叙伝。

2011年12月22日刊

宇宙100の謎

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:440.4〉

宇宙100の謎

監修 福井康雄/カバーイラスト 小川明生

「宇宙人はいるの?」という素朴な疑問から「ニュートリノとは何ですか」という本格的な質問、「どこからが宇宙なの?」といったするどい質問まで、天文学の先生が宇宙の神秘をQ&A形式で丁寧にわかりやすく解説。※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2011年12月22日刊

雪国の春

文学・文化・歴史〈NDC10版:382.12〉

雪国の春 柳田国男が歩いた東北

柳田国男/カバーデザイン 芦澤泰偉

名作『遠野物語』を刊行した十年後、柳田国男は二ヶ月をかけて東北を訪ね歩いた。その際の旅行記「豆手帖から」をはじめ、「雪国の春」、「東北文学の研究」など、日本民俗学の視点から深く考察した東北文化論。

2011年11月25日刊

幸福論

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:135.5〉

幸福論

アラン/訳者 石川湧/カバーイラスト 竹岡美穂

幸福とはただ待っていれば訪れるものではなく、自らの意志と行動によってのみ達成される――。哲学者アランが、幸福についてときに力強く、ときには瑞々しく、やさしい言葉で綴った九三のプロポ(哲学断章)。

2011年10月25日刊

景気を読みとく数学入門

経済・経営・商学・観光(理学(数学・物理・化学・生物・地学))〈NDC10版:331.19〉

景気を読みとく数学入門

小島寛之

経済学の基本からデフレによる長期不況の謎、得する投資理論の極意まで。一見、難しそうに思える経済の仕組みを、数学の力ですっきり解説。数学ファンはもちろん、ビジネスマンにも役立つ最強数学入門!

2011年03月25日刊

空気の発見

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:435〉

空気の発見

三宅泰雄

空気に重さがあることが発見されて以来、様々な気体の種類や特性が分かってきた。空はなぜ青いのか、空気中にアンモニアが含まれるのはなぜか――。身近な疑問や発見を解き明かし、科学が楽しくなる名著。

2011年01月25日刊

改版 旅人

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:289.1〉

改版 旅人 ある物理学者の回想

湯川秀樹

日本初のノーベル賞受賞者である湯川博士が、幼少時から青年期までの人生を回想。物理学の道を歩き始めるまでを描く。後年、平和論・教育論など多彩な活躍をした著者の半生から、学問の道と人生の意義を知る。

2011年01月25日刊

性と進化の秘密

医学・歯学・薬学・看護学(理学(数学・物理・化学・生物・地学))〈NDC10版:467.3〉

性と進化の秘密 思考する細胞たち

団まりな

三八億年前、とてつもない偶然が重なり、たった一つの細胞が誕生する。この細胞が人間のような複雑な生物へ進化したのは何故か。「細胞は考える」という観点から、生命と性の秘密を易しく解きあかす生物学入門。

2010年08月25日刊

新版 日本神話

文学・文化・歴史(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:164.1〉

新版 日本神話

上田正昭

古事記や日本書紀に書かれた神話以前から、日本人の心の中には素朴な神話が息づいていたのではないか。古代史研究の第一人者が、考古学や民俗学の成果を取り入れながら神話を再検討。新たな成果を加えた新版。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2010年07月24日刊

無限を読みとく数学入門

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:410.9〉

無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語

小島寛之

アキレスと亀のパラドクス、投資理論と無限時間、『ドグラ・マグラ』と脳の無限、悲劇の天才数学者カントールの無限集合論――。文学・哲学・経済学・SFなど様々なジャンルを横断し、無限迷宮の旅へ誘う!

2009年08月25日刊

世界を読みとく数学入門

理学(数学・物理・化学・生物・地学)(社会学(国際・メディア))〈NDC10版:410〉

世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険

小島寛之

賭けに必勝する確率の使い方、酩酊した千鳥足と無理数、賢い貯金法の秘訣・平方根――。整数・分数の成り立ちから暗号理論まで、人間・社会・自然を繋ぎ合わせる「世界に隠れた数式」に迫る、極上の数学入門。

2008年10月25日刊

論語と算盤

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:335.13〉

論語と算盤

渋沢栄一

孔子の教えに従って商売をする――。日本実業界の父、渋沢栄一が、その経営哲学を後進の企業家たちを育成するために語った談話集。金儲けと社会貢献の均衡を図る、現代にも生きる品格ある経営人のためのバイブル。

2008年10月25日刊

数学物語

理学(数学・物理・化学・生物・地学)〈NDC10版:410.2〉

数学物語

矢野健太郎

エジプト、バビロニアにおける数字の誕生からパスカル、デカルト、ニュートンなど大学者の仕事まで、数学の誕生と発展のドラマをやさしく解説。数学の楽しさを伝えるロングセラーが大きな文字、綺麗な図版の新版に!

2008年04月25日刊

中原中也全詩集

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.56〉

中原中也全詩集

中原中也

2007年は中原中也生誕百年、没後70年の記念すべき年。中原中也の詩業が全て見渡せる、文庫で初の画期的1冊本全詩集が誕生。この1冊で、詩人として生き、詩人として逝った新しい中也が発見できる。※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部、解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年10月25日刊

百物語の怪談史

文学・文化・歴史〈NDC10版:388.1〉

百物語の怪談史

東雅夫

怪談、百物語研究の第一人者・東雅夫が、古今東西の文献から掘り起こした、江戸、明治、現代の百物語のすべてを披露。なぜ人は、これほどまでに百物語を語りたくなるのか? 百物語に恐怖を感じるのか・・・?

2007年07月25日刊

短歌はじめました。

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.16〉

短歌はじめました。 百万人の短歌入門

穂村弘/東直子/沢田康彦

主宰・沢田の元に集まった主婦、漫画家、女優、プロレスラー達の自由奔放な短歌に、エッセイでも人気の歌人・穂村弘と、短歌の神が宿る東直子が、愛ある評価とコメントをつけた。楽しいコトバの世界へ出かけよう!※本作品は紙版の書籍から挿絵あまたは文章の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2005年10月25日刊

新編 日本の怪談

文学・文化・歴史〈NDC10版:933.6〉

新編 日本の怪談

ラフカディオ・ハーン/編・訳 池田雅之

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が見出した美しい日本の怪談集。耳無し芳一、雪女、ちんちん小袴など、ハーンの代表作を詩情豊かな新訳で収録します。ハーンによる再話文学の世界を探求する決定版!!

2005年07月23日刊

新版 遠野物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:382.122〉

新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺

柳田国男

現在の岩手県遠野市は、以前は山にかこまれた山間隔絶の小天地だった。民間伝承の宝庫でもあった遠野郷で聞き集め、整理した数々の物語集。日本民俗学に多大な影響を与えた名作。

2004年05月10日刊

新編 日本の面影

文学・文化・歴史〈NDC10版:934.6〉

新編 日本の面影

ラフカディオ・ハーン/訳者 池田雅之

日本の人びとと風物を印象的に描いたハーンの代表作『知られぬ日本の面影』を新編集。「神々の国の首都」「日本人の微笑」ほか、アニミスティックな文学世界や世界観、日本への想いを伝える一一編を新訳収録。

2000年09月22日刊

俳句とは何か

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.304〉

俳句とは何か

山本健吉

俳句の特性を明快に示した画期的な俳句の本質論「挨拶と滑稽」や「写生について」「子規と虚子」など、著者の代表的な俳論と俳句随筆を収録。初心者・ベテランを問わず、実作者が知りたい本質を率直に語る。

2000年07月25日刊