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角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス セレクト90 タイトル一覧

90 件

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小右記

文学・文化・歴史〈NDC10版:210.37〉

小右記

藤原実資/編 倉本一宏

平安時代の公家で、故実に通じ「賢人右府」と称賛された藤原実資。彼の日記『小右記』は、藤原道長が詠んだとされる「此の世をば我世とぞ思ふ望月の欠けたる事も無しと思へば」が載ることでも著名である。63年にわたり書き続けられた現存5463条の膨大な記事のなかから、男性貴族によって宮廷で執り行なわれた政務や儀式など、初心者にも面白い内容を精選。原文・訓読文・現代語訳を収録した、研究の第一人者による決定版。

2023年07月21日刊

三酔人経綸問答

文学・文化・歴史(哲学・心理学・宗教学)〈NDC10版:311.21〉

三酔人経綸問答

中江兆民/訳・解説 先崎彰容

3人の酔客が政治談議を交わす。民主制の理想を説く洋学紳士。戦争と大国化を説く豪傑の客。やがて、黙して耳を傾けていた南海先生が口をひらく──。新たな現代語訳と解説で読み解く日本政治思想の古典。

2021年12月21日刊

吾妻鏡

文学・文化・歴史〈NDC10版:210.42〉

吾妻鏡

編 西田友広

鎌倉幕府初代将軍源頼朝から第6代将軍宗尊親王まで。頼朝の天下取りの後、激しい権力争いの中で、次々と将軍の首が挿げ替えられてゆく。血で血を洗う内部抗争の始終を著す長大な歴史書をダイジェストに!

2021年11月20日刊

風土記

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.2〉

風土記

編 橋本雅之

8世紀、地方の特産物や伝説、地名の由来などを記した「古代の里山文学」を抜粋で読む。

2021年11月20日刊

三十六歌仙

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.132〉

三十六歌仙

編 吉海直人

柿本人麿・紀貫之・在原業平・小野小町ら、「歌の神」として崇拝されてきた藤原公任撰『三十六人撰』の歌人たち。その代表歌の鑑賞はもちろん、人物像と時代背景、不思議な成り立ちや歌の組み合わせ、「百人一首」との違い、和歌と歌仙絵の関係など、知っておきたい基礎知識をわかりやすく解説する、初の入門書。歌仙を描いた絵巻の最高峰とされる名品、秋田藩伝来の「佐竹本三十六歌仙」に描かれた肖像とともに、読み解く。

2021年10月21日刊

権記

文学・文化・歴史〈NDC10版:210.37〉

権記

藤原行成/編 倉本一宏

天皇の側近である蔵人頭に抜擢され、一条天皇や東三条院、藤原道長の篤い信任を得て昇進を重ね、権大納言にまで上りつめた藤原行成。彼が書き残した摂関期の日記が『権記』である。宮廷の政治や儀式がこと細かく記録されており、当時の政務運営や権力中枢の深奥、秘事までが把握できる貴重な史料といえる。貴族たちの知られざる日常生活を記した興味深い出来事を厳選し、原文・現代語訳と書き下し文、コラムと解説を収載する。

2021年09月18日刊

日蓮の手紙

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.93〉

日蓮の手紙

日蓮/訳・解説 植木雅俊

相手の境遇や困難を思いやる細やかな文体に、仏教思想の根本を込めた日蓮の手紙。仏典や故事、説話を駆使したその遺文からは、平等と人間尊重を説く『法華経』や、国家の腐敗を糺し災害や疫病に立ち向かう『立正安国論』のエッセンスが立体的に立ち上がる。人生相談あり、生活指導あり、激励あり。息子ほどの歳の少年へ、夫をなくした女性へ、子に先立たれた母親へ。厳選された25通の原文・現代語訳・解説によって人間日蓮の実像に迫る。

2021年07月16日刊

保元物語・平治物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.432/913.433〉

保元物語・平治物語

編 日下力

総ふりがなつきの原文、現代語訳、やさしい解説とコラムですらすらわかる! 貴族の時代から武士の時代へ、英雄譚と悲劇をダイジェストで読む。

2021年03月24日刊

古事談

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.47〉

古事談

源顕兼/編 倉本一宏

鎌倉時代初め、源顕兼により編修された『古事談』は、王道后宮・臣節・僧行・勇士・神社仏寺・亭宅諸道の6巻から成る説話集。後続の『宇治拾遺物語』『古今著聞集』にも大きな影響を与えた。好色譚「称徳天皇が道鏡を愛した事」から始まり、貴人の逸話や故実・奇譚・霊験譚まで、王朝社会の多彩な説話が満載。清少納言・藤原道長・平将門・安倍晴明も登場。70話を厳選し、原文・現代語訳と書き下し文に解説を付した決定版!

2020年11月21日刊

荀子

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:124.17〉

荀子

湯浅邦弘

「礼が守れぬ者は法も守れない」
今から二三〇〇年も前に、コンプライアンスにつながる考えかたを説いた荀子。「法」の前に「礼」を理解するべき、という「礼治」の考え方を、現代語訳、書き下し、返り点付き原文、やさしい解説、コラムとともに紹介。これ一冊で中国思想「荀子」の入門となる一冊。

2020年01月23日刊

書経

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:123.2〉

書経

山口謡司

四書五経のひとつで、中国最古の歴史書である『書経』。『書』や『尚書』とも呼ばれ、堯・舜から秦の穆公まで、古代君臣の言行が記されている。我が国の年号の出典にもたびたび使われる。「昭和」は堯典の「百姓 昭明なり。万邦を協和せしむ」、「平成」は大禹謨の「地平かに天成る」から採られた。帝王学の書としても知られ、教えのもっとも重要な部分を精選。総ルビの訓読文とわかりやすい解説を加えた、恰好の入門書。

2019年03月23日刊

墨子

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:124.3〉

墨子

草野友子

儒家へのアンチテーゼとして生まれた墨家。その思想を読み解けば、「自分を愛するように他人を愛する=兼愛」、「自ら攻め入ることを否定する=非攻」など、驚くほど近代的な思想が見えてくる!

2018年09月22日刊

雨月物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.56〉

雨月物語

上田秋成/編者 佐藤至子

身の毛もよだつ大江戸ホラー。秋成の卓越した筆致で描かれた、珠玉の9編を味わう。
稀代の怨霊・崇徳院が眠る白峯の御陵を訪ねた西行法師の目の前に現れたのは――(白峯) 義兄弟の契りをかわした武士と学者。主君の仇討ちに向かった武士は、学者のもとに戻るが――(菊花の約) 一攫千金を夢見て旅立った勝四郎。七年の時を経て戻った家で見たものとは――(浅茅が宿) ある雨の日に出会った美しい女は蛇の化身であった。蛇と別れた男はその後妻をめとるが――(蛇性の婬) ほか

2017年12月21日刊

呻吟語

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:125.5〉

呻吟語

湯浅邦弘

混沌の明の時代。高名な官僚であった陽明学者の呂坤が、役人たちとぶつかって官職を辞し、田畑を耕しながら30年かけて綴った「人間とはどうあるべきか、人生をどう生きるべきか」を説く一冊。日本でも大塩平八郎など多くの先人に影響を与えた。
「修身とは、まずは、長所を伸ばしながら、短所をそのままにしないことである。人は、短所に逆らい、従わないようにするならば、長所も日ごとに伸びる。」「厚みがあって、どっしりと、深い落ち着き、是が第一等、気が大きく強い、是が第二等、聡明で弁が立つ、是は第三等の資質である。」など、人生を諭す言葉をやさしく解説する入門書。

2017年10月25日刊

文明論之概略

社会学(国際・メディア)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:361.5〉

文明論之概略

福澤諭吉/全訳 先崎彰容

福澤諭吉は、明治8年に書かれたこの『文明論之概略』において、維新革命後の日本が迎えた新たな状況を考察し、社会に向けて「まずは西洋文明を目指すこと」を説いた。日本の近代化の歩みを決定づけた名著のひとつに数えられているが、それを全新訳したのが本書である。確かな考察に基づいた平易で読みやすい現代語訳に解説を付した保存版。

2017年09月23日刊

宇治拾遺物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.47〉

宇治拾遺物語

編者 伊東玉美

「こぶとりじいさん」や「鼻の長い僧の話」など、とんでもなくて面白い鎌倉時代の説話(短編物語)集。総ルビの原文と現代語訳、わかりやすい解説とともに、やさしく楽しめる決定的入門書!

2017年09月23日刊

小林一茶

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.35〉

小林一茶

編者 大谷弘至

身近なことを句に詠み、人生の辛さや切なさを作品へと昇華させていった一茶。古びることのない作品を、人生に沿ってたどりつつ、やさしく鑑賞する入門書。

2017年09月23日刊

新版 南洲翁遺訓

文学・文化・歴史(教育)〈NDC10版:289.1〉

新版 南洲翁遺訓

西郷隆盛/訳・解説 猪飼隆明

「己れを尽し人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬ可し」--。偽りのない人生を生き、そして死んでいった西郷。その言葉は、新政府への批判を含みながら、国家や為政者のあるべき姿を示し、人として広い度量と高潔な精神を持つ必要性を説く。「敬天愛人」に代表される西郷の遺訓四一条と追加二条すべてを、原文、現代語訳、くわしい解説で丁寧に読みとく。大きな文字で多くのふりがな付し、読みやすくなった新版。略年譜・読書案内付。※本書は、角川ソフィア文庫『ビギナーズ 日本の思想 西郷隆盛「南洲翁遺訓」』(平成十九年四月刊)を一部加筆・修正のうえ、改版したものが底本です。

2017年07月25日刊

貞観政要

文学・文化・歴史〈NDC10版:222.048〉

貞観政要

湯浅邦弘

全リーダー必読の書! 中国史に残る天下泰平の時代をつくった政治訓とは?
中国四千年の歴史で最も安定した時代「貞観の治」を成した名君が、上司と部下の関係や、組織運営の妙を説く。現代のビジネスリーダーにも愛読者の多い、中国の叡智を記した名著の、決定的入門書!

2017年01月25日刊

大学・中庸

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:123.81〉

大学・中庸

矢羽野隆男

『大学』では、国家の指導者を目指す者たちは、単に学問を身につけるだけでなく、自己をよく修養し、徳を身につける必要があることを説く。『中庸』では、人間の本性とは何かを論じ、いわゆる「中庸の徳」(いかなる場合でも、感情が動く前の偏りのない静かな状態である「中」を守ることのできる徳のこと)を説く。本書では、初心者でも抵抗なく読めるよう、読み下し文は総ルビとし、一語一語の解釈を学ぶのではなく、現代語訳で全体の意味を理解できるようにした。

2016年02月25日刊

新訳 弓と禅

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:789.5〉

新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録

オイゲン・ヘリゲル/翻訳・解説 魚住孝至

「考えるのをやめなさい」。日本滞在中に弓道を学んだドイツ人哲学者ヘリゲルは、自我を捨て心を無にして的を射よと説く師の言葉に、あらゆる道に通底する禅の奥義を感得する。精神集中と身体の鍛練によって、いかに「無心」となり得るのか。世界中で愛読され続ける日本論の名著を新たに訳し下ろし、講演録や鈴木大拙の序文とともに収録。最新研究を踏まえた解説により、日本的な武道と芸道、そして禅の真髄を解き明す決定版!

2015年12月25日刊

空海「性霊集」抄

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.53〉

空海「性霊集」抄

空海/訳 加藤精一

空海の詩・碑文・願文などを弟子の真済(しんぜい)がまとめたもの。 本書では112編のうち、ひとりの僧侶としての自分への厳しさ、高僧への賛辞など30編を抄出、書き下し文と現代語訳、解説を加える。

2015年11月25日刊

新訳 武士道

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:156〉

新訳 武士道

新渡戸稲造/訳 大久保喬樹

深い精神性と倫理性を備えた文化国家・日本を世界に広めた名著『武士道』。平易な訳文とともに、その意義や背景を各章の「解説ノート」で紹介。巻末に「新渡戸稲造の生涯と思想」も付載する新訳決定版!

2015年05月23日刊

孟子

文学・文化・歴史(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:123.84〉

孟子

佐野大介

論語とともに四書に数えられる儒教の必読書。人の上に立つ者ほど徳を身につけなければならないとする王道主義の教えと、「五十歩百歩」「助長」「私淑」などの故事成語の宝庫を現代語訳で楽しむ入門書。

2015年02月25日刊

空海「弁顕密二教論」

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.51〉

空海「弁顕密二教論」

空海/訳 加藤精一

空海の中心的教義を密教、他の一切の教えを顕教として、二つの教えの違いと密教の独自性を理論的に明らかにした迫真の書。唐から戻って間もない頃の若き空海の情熱が伝わる名著をわかりやすい口語訳で読む。

2014年11月22日刊

菜根譚

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:159〉

菜根譚

湯浅邦弘

「一歩を譲る」「人にやさしく己に厳しく」など、人づきあいの極意、治世に応じた生き方、人間の器の磨き方を明快に説く、処世訓の最高傑作。わかりやすい現代語訳と解説で楽しむ、初心者にやさしい入門書。

2014年10月25日刊

空海「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.51〉

空海「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」

空海/編 加藤精一

大日如来はどのような仏身なのかを説く「即身成仏義」。言語や文章は全て大日如来の活動とする「声字実相義」。あらゆる価値の共通の原点は大日如来とする「吽字義」。真言密教を理解する上で必読の三部作。

2013年07月25日刊

宮本武蔵「五輪書」

文学・文化・歴史〈NDC10版:789.3〉

宮本武蔵「五輪書」

宮本武蔵/編者 魚住孝至

29歳で佐々木小次郎に勝ち天下一の実力を示した武蔵。「ふかき道理」の追求の果てに達した境地を「地・水・火・風・空」の5つの兵法とともに記す。近年発見された数々の資料も取り入れ、武蔵の実像に迫る。
※本作品は紙版の書籍から挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2012年12月25日刊

詩経・楚辞

文学・文化・歴史〈NDC10版:921.32〉

詩経・楚辞

牧角悦子

結婚して子供をたくさん産むことが最大の幸福であった古代の人々が、その喜びや悲しみをうたい、神々への祈りの歌として長く愛読してきた『詩経』と『楚辞』。中国最古の詩集を楽しむ一番やさしい入門書。

2012年03月24日刊

春秋左氏伝

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:123.65〉

春秋左氏伝

安本博

古代魯国史『春秋』の注釈書ながら、巧みな文章で人々を魅了し続けてきた『左氏伝』。「力のみで人を治めることはできない」「一端発した言葉に責任を持つ」など、生き方の指南本としても読める!

2012年02月25日刊

十八史略

文学・文化・歴史〈NDC10版:222.01〉

十八史略

竹内弘行

中国の太古から南宋末までを簡潔に記した歴史書から、注目の人間ドラマをピックアップ。伝説あり、暴君あり、国を揺るがす美女の登場あり。日本人が好んで読んできた中国史の大筋が、わかった気になる入門書!

2012年01月25日刊

泉鏡花の「婦系図」

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.6〉

泉鏡花の「婦系図」

山田有策

早瀬主税は、独文学者酒井に拾われ成長。芸者のお蔦を娶ったことが恩師の逆鱗に触れ、別れを余儀なくされる――。明治の人気作家が描く、一人の青年と彼を取り巻く女たちの愛憎劇をダイジェストで読む!
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2011年06月23日刊

空海「般若心経秘鍵」

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.54〉

空海「般若心経秘鍵」

空海/編 加藤精一

宗派や時代を超えて愛誦される「般若心経」。人々の幸せを願い続けた空海は、最晩年にその本質を〈こころ〉で読み解き、後世への希望として記した。名言や逸話とともに、空海思想の集大成をわかりやすく読む。
※本作品は紙版の書籍から解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2011年05月25日刊

九鬼周造「いきの構造」

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:701.1〉

九鬼周造「いきの構造」

九鬼周造/編 大久保喬樹

恋愛のテクニックが江戸好みの美意識「いき」を生んだ――。日本文化論の傑作を平易な話し言葉にし、各章ごとに内容を要約。異端の哲学者・九鬼周造の波乱に富んだ人生遍歴と、思想の本質に迫る入門書。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2011年02月25日刊

蒙求

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:125.3〉

蒙求

今鷹真

「蛍火以照書」から「蛍の光、窓の雪」の歌が生まれ、「漱石枕流」は夏目漱石のペンネームの由来になった――。礼節や忠義など不変の教養逸話も多く、日本でも多く読まれた子供向け歴史故実書から三一編を厳選。

2010年12月25日刊

白楽天

文学・文化・歴史〈NDC10版:921.43〉

白楽天

下定雅弘

日本文化に大きな影響を及ぼした白楽天。炭売り老人への憐憫や左遷地で見た雪景色を詠んだ代表作ほか、家族、四季の風物、酒、音楽などを題材とした情愛濃やかな詩を味わう。大詩人の詩と生涯を知る入門書。

2010年12月25日刊

史記

文学・文化・歴史(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:222.01〉

史記

福島正

前漢武帝の時代に司馬遷が書いた『史記』が一冊でわかる入門書。項羽と劉邦の攻防が始まる「鴻門の会」や、悲劇的な英雄の生涯など、強烈な個性を持った人物たちがいきいきと描かれた名場面に心を躍らせる。

2010年12月25日刊

百人一首(全)

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.147〉

百人一首(全)

編者 谷知子

かるた遊びとして広まり人口に膾炙され、日本文化に多大の影響を与えた百人一首を、手軽に楽しむ本。文法の知識や旧仮名の読み方を知らなくても、歌の意味がわかり声に出して朗読することができるように工夫。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2010年11月25日刊

易経

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:123.1〉

易経

三浦國雄

陽と陰の二つの記号によって64通りの配列を作る易は、コンピュータと同じく二進法による世界であり、将来を予測する道具として活用されてきた。中国三千年を生きた『易経』をコンパクトに纏め、訳と占例をつけた。

2010年10月23日刊

唐詩選

文学・文化・歴史(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:921.43〉

唐詩選

深澤一幸

漢詩の入門書として最も親しまれてきた『唐詩選』。李白・杜甫・王維・白居易をはじめ、朗読するだけで風景が浮かんでくる感動的な詩の世界を楽しむ。初心者にもやさしい解説とすらすら読めるふりがな付き。

2010年10月23日刊

尾崎紅葉の「金色夜叉」

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.6〉

尾崎紅葉の「金色夜叉」

山田有策

許嫁・宮に裏切られた貫一は、冷徹な高利貸となり復讐を誓う。熱海海岸の別れや、二人の恋の意外な顛末など、見所を凝縮。やさしい現代語訳と詳細な解説・コラムで、尾崎紅葉渾身の大作が手軽に味わえる!
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2010年09月25日刊

茶の湯名言集

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:791〉

茶の湯名言集

田中仙堂

珠光・千利休・小堀遠州・松平定信・井伊直弼――。一流の茶人は一流の文化人であり、人間を深く見つめる目を持っていた。茶の達人たちが残した言葉から、人間関係の機微、人間観察、自己修養などを学ぶ。

2010年06月23日刊

空海「秘蔵宝鑰」

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.51〉

空海「秘蔵宝鑰」 こころの底を知る手引き

空海/訳者 加藤純隆/訳者 加藤精一

『三教指帰』で仏教の思想が最高であると宣言した空海は、多様化する仏教の中での最高のものを、心の発達段階として究明する。思想家空海の真髄を示す、集大成の名著。詳しい訳文でその醍醐味を味わう。
※本作品は紙版の書籍から解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2010年04月24日刊

日蓮「立正安国論」「開目抄」

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.9〉

日蓮「立正安国論」「開目抄」

日蓮/編 小松邦彰

蒙古襲来を予見し国難回避を諭した「立正安国論」、柱となり眼目となり大船となって日本を救おうと宣言する「開目抄」。混迷する日本を救済しようとした日蓮が、強烈な信念で書き上げた二大代表作。

2010年04月24日刊

西行

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.142〉

西行 魂の旅路

西澤美仁

平安末期、武士の道を捨て家族を捨て、ただひたすらに和歌の道を究めるため出家の道を選んだ西行。その心の軌跡を、伝承歌も含めた和歌の数々から丁寧に読み解き、桜を愛し各地に足跡を残した大歌人の生涯に迫る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2010年02月25日刊

謡曲・狂言

文学・文化・歴史(芸術(音楽・美術・演劇))〈NDC10版:912.3〉

謡曲・狂言

網本尚子

伊勢物語の舞台化や蟹の化物との出会いなど、謡曲・狂言でも変化に富む面白い代表作を取り上げ、現代語訳で紹介。現代劇との相違を視点に、演劇として中世から長く楽しまれてきたことが実感できる1冊。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2010年02月25日刊

太平記

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.435〉

太平記

武田友宏

後醍醐天皇即位から室町幕府細川頼之管領就任までの、史上かつてない抗争の時代約50年間を描く軍記物語。新田・足利・楠木らの強烈な個性の人間たちの凄まじいドラマが錯綜・展開する南北朝の歴史をダイジェスト。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年12月25日刊

堤中納言物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.384〉

堤中納言物語

編者 坂口由美子

気味の悪い虫を好む姫君を描く「虫めづる姫君」をはじめ、今ではほとんど残っていない平安末期から鎌倉時代の短編10編を収録した作品集。滑稽な話やしみじみした話を織り交ぜながら人生の一こまを鮮やかに描く。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年12月25日刊

近松門左衛門

文学・文化・歴史(芸術(音楽・美術・演劇))〈NDC10版:912.4〉

近松門左衛門 『曽根崎心中』『けいせい反魂香』『国性爺合戦』ほか

井上勝志

現在も文楽や歌舞伎で上演されている「曾根崎心中」「国性爺合戦」をはじめとした近松の傑作5本のクライマックスをセレクトして収載。全体のストーリーが追えるよう、詳しいあらすじも付いて物語全体が楽しめる!
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年08月25日刊

梁塵秘抄

文学・文化・歴史(芸術(音楽・美術・演劇))〈NDC10版:911.63〉

梁塵秘抄

後白河院/編者 植木朝子

平清盛や源頼朝を翻弄しながら大の歌謡好きだった後白河院が、歌謡の面白さを後世に伝えるために編集した歌謡集『梁塵秘抄』。ビギナーズ向けに現代語訳して解説を加えて、中世の人々を魅了した歌謡を味わう入門書。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年08月25日刊

道元「典座教訓」

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:188.86〉

道元「典座教訓」 禅の食事と心

道元/訳者 藤井宗哲

食と仏道を同じレベルで語った『典座教訓』を、建長寺をはじめ、長く禅寺の典座(てんぞ/禅寺の食事係)を勤めた訳者自らの体験をもとに読み解く。禅の精神を日常の言葉で語り、禅の核心に迫る名著に肉迫。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年07月25日刊

御堂関白記

文学・文化・歴史〈NDC10版:210.37〉

御堂関白記 藤原道長の日記

藤原道長/編 繁田信一

王朝時代を代表する政治家であり、光源氏のモデルとされる藤原道長の日記が、初めて文庫版で登場。わかりやすい解説を添えた現代語訳で、道長が感じ記した王朝の日々が鮮やかに甦る。王朝時代を知る必携の基本図書。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年06月25日刊

とりかへばや物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.385〉

とりかへばや物語

編者 鈴木裕子

女性的な息子と男性的な娘をもつ父親が、二人の性を取り替え、娘を女性と結婚させ、息子を女官として女性の東宮に仕えさせた。二人は周到に生活を送っていたが、やがて破綻していく。平安最末期の奇想天外な物語。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年06月25日刊

良寛

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.152〉

良寛 旅と人生

松本市壽

生涯に残した数多くの漢詩、和歌、俳句から心に残る優れた作品を精選しわかりやすい現代語訳・解説とともに掲載。その他名筆・名言、解良栄重の手による『良寛禅師奇話』も取り上げながら、良寛の生涯を丁寧に辿る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年04月25日刊

紫式部日記

文学・文化・歴史〈NDC10版:915.35〉

紫式部日記

紫式部/編者 山本淳子

華麗な宮廷生活を活写しながら、その生活に溶け込めない自身の複雑な心境も語る。同僚女房やライバル清少納言についての言及には対象を批判的に見る目が利いている。『源氏物語』成立の背景を知るための最適の書。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2009年04月25日刊

孫子・三十六計

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:399.23〉

孫子・三十六計

湯浅邦弘

中国最高の兵法書『孫子』と、その要点となる三十六通りの戦術をまとめた『三十六計』。親しまれてきた名言は、ビジネスや対人関係の手引書として、実際の社会や人生に役立つこと必至。古典の英知を知る一書。

2008年12月25日刊

伊勢物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.32〉

伊勢物語

編者 坂口由美子

雅な和歌とともに語られる「昔男」(在原業平)の一代記。垣間見から始まった初恋、清和天皇の女御となる女性との恋、白髪の老女との契り、男子禁制の斎宮との一夜などを経てやがて人生の終焉にいたる様子を描く。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年12月22日刊

大鏡

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.393〉

大鏡

編者 武田友宏

平安貴族の最盛期を築きあげた道長の栄華に至るまでの、176年間の藤原氏の王朝の歴史物語。歴史的人物に焦点を当てた史実にまつわる裏話や逸話・人物像などが、簡潔にいきいきと描かれ、興味は尽きない。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年12月22日刊

新古今和歌集

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.1358〉

新古今和歌集

編者 小林大輔

伝統的な歌の詞を用いて新しい内容を表現することを目指し、『万葉集』『古今和歌集』とは異なった独自の歌風を作り上げ構成された約二千首の中から、大いに味わって欲しい八十首を厳選。振り仮名付きで朗読に最適。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年10月25日刊

南総里見八犬伝

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.56〉

南総里見八犬伝

曲亭馬琴/編者 石川博

不思議な玉と痣を持って生まれた八人の男たちは、やがて同じ境遇の義兄弟の存在を知る。八犬士が出会うまでの前半と母の国を守るために戦う後半からなる。完結までに28年、98巻106冊の長編をまるごと読む。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年10月25日刊

空海「三教指帰」

文学・文化・歴史〈NDC10版:188.54〉

空海「三教指帰」

空海/訳者 加藤純隆/訳者 加藤精一

日本に真言密教をもたらした空海が、渡唐前の青年時代に著した名著。放蕩息子に儒者・道士・仏教者がそれぞれ説得を試みるという設定で各宗教の優劣を論じ、仏教こそが最高の道であると導く情熱の書。

2007年09月22日刊

土佐日記(全)

文学・文化・歴史〈NDC10版:915.32〉

土佐日記(全)

紀貫之/編者 西山秀人

紀貫之が女性になりすまし、かな文字で綴った日記は、国司の任期を終え、故郷の京へと戻るまでのつらく苦しい船旅の記録であると同時に、土佐で亡くした娘への想い、人々の人情を歌とともに綴る心の記録でもあった。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年08月25日刊

和泉式部日記

文学・文化・歴史〈NDC10版:915.34〉

和泉式部日記

編者 川村裕子

為尊親王の死後、弟の敦道親王から和泉式部へ便りが届き、新たな恋が始まった。恋多き女、和泉式部が秀逸な歌とともに綴った王朝女流日記の傑作。平安時代の愛の苦悩を通して古典を楽しむ恰好の入門書。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年08月25日刊

うつほ物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.34〉

うつほ物語

編者 室城秀之

異国の不思議な体験や琴の伝授にかかわる奇瑞などのローマン的要素と、源氏・藤原氏両家の皇位継承をめぐる対立を搦めながら進行するスケールの大きな物語がはじめてわかりやすい形になった。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年06月23日刊

方丈記(全)

文学・文化・歴史〈NDC10版:914.42〉

方丈記(全)

編者 武田友宏

世の中すべてが大きく転換する無常のさまを直に見つつ、混迷の中を生きた長明が書き記した日本古典の傑作『方丈記』。原文も通釈も総ルビ付きだから、この美しい文体が誰にでもすらすら読める。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年06月23日刊

古今和歌集

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.1351〉

古今和歌集

編者 中島輝賢

春夏秋冬の四季や恋といった自然や人事を詠んだ歌を中心とした、日本の風土に根ざす約一一〇〇首の中から、これだけは読んでほしい、味わってほしい和歌を選び、巻順に配列。歌はすべて振り仮名付きで朗読にも最適。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年04月25日刊

更級日記

文学・文化・歴史〈NDC10版:915.36〉

更級日記

編者 川村裕子

平安時代につづられた女性の日記。東国育ちの作者が京へ上り憧れの物語に読みふけった少女時代。結婚、夫との死別。その後の寂しい生活。ついに思いこがれた生活を手にすることのなかった一生が今の世にも胸に迫る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2007年04月25日刊

芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編

文学・文化・歴史〈NDC10版:910.268〉

芥川龍之介の「羅生門」「河童」ほか6編

編者 角川書店

「羅生門」「鼻」「地獄変」「舞踏会」「藪の中」「将軍」「トロッコ」「河童」――。描かれた時期やスタイルも異なる代表作八編を収載し、作品を読むヒント、背景などを最新の研究レベルを踏まえて解説した入門書。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2006年10月25日刊

鴎外の「舞姫」

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.6〉

鴎外の「舞姫」

編者 角川書店

一九世紀末のドイツの都ベルリンを舞台に、有望な青年官吏太田豊太郎と美しい踊り子エリスとの悲恋を、浪漫派的雅文体で綴る名作。ふりがな付き原文と現代語訳の両方で楽しめ、地図・図版満載のビギナーズ版。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2006年04月25日刊

福沢諭吉「学問のすすめ」

文学・文化・歴史〈NDC10版:370〉

福沢諭吉「学問のすすめ」

福沢諭吉/訳者 佐藤きむ/解説 坂井達朗

国際社会にふさわしい人間となるために学問をしよう! 維新直後の明治の人々を励ます福沢のことばは現代にも生きている。現代語訳と解説で福沢の生き方と思想が身近な存在になる。略年表、読書案内付き。

2006年02月25日刊

藤村の「夜明け前」

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.6〉

藤村の「夜明け前」

編者 角川書店

日本近代文学を代表する大長編小説を一冊分にダイジェスト。各章にあらすじ、段落ごとに小見出しをつけ、中・高校生でも読みとおせるスタイルに工夫。関連する歴史や制度・事件などのコラム一六編も掲載。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2006年01月25日刊

漱石の「こころ」

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.6〉

漱石の「こころ」

編者 角川書店

青春の恋愛に端を発した悲劇を題材に、エゴイズムという普遍的な問題を追究する傑作。日本文学の不朽の名作を、各章のはじめに簡潔なあらすじを付け、背景と内容をわかりやすく読み解いたダイジェスト版。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2005年08月25日刊

一葉の「たけくらべ」

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.6〉

一葉の「たけくらべ」

編・著者 角川書店

明治の吉原を舞台に、揺れる少年少女の恋心を描く、永遠のベストセラー。樋口一葉の流麗な擬古文(原文)に加え、わかりやすい現代語訳でも楽しめる入門書。原文は総ふりがな付きで、朗読にも便利。

2005年04月23日刊

韓非子

文学・文化・歴史(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:124.57〉

韓非子

西川靖二

「矛盾」「株を守る」などのエピソードを用いて法家の思想を主張した韓非。鋭い人間分析と、君主の君主による君主のための支配を理想とする君主論は、現代のリーダーたちにも魅力たっぷり。

2005年03月25日刊

杜甫

文学・文化・歴史(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:921.43〉

杜甫

黒川洋一

若いときから各地を放浪し、現実の社会と人間を見つめつづけた杜甫の詩は、古くから日本に紹介され、さまざまな影響を与えてきた。努力の人といわれる「詩聖・杜甫」の詩の世界は情熱と繊細さにあふれている。

2005年03月25日刊

新訳 茶の本

芸術(音楽・美術・演劇)(文学・文化・歴史)〈NDC10版:791〉

新訳 茶の本

岡倉天心/訳者 大久保喬樹

『茶の本』(全訳)と『東洋の理想』(抄訳)を、読みやすい訳文と解説で読む! ロマンチックで波乱に富んだ生涯を、エピソードと証言で綴った読み物風伝記も付載。天心の思想と人物が理解できる入門書。

2005年01月25日刊

老子・荘子

哲学・心理学・宗教学(文学・文化・歴史)〈NDC10版:124.22〉

老子・荘子

野村茂夫

老荘思想は、儒教と並ぶもう一つの中国の思想。わざとらしいことをせず、自然に生きることをすすめ、ユーモアに満ちた寓話で読者をひきつける。「大器晩成」「胡蝶の夢」など身近なことばが盛りだくさん。

2004年12月25日刊

陶淵明

文学・文化・歴史〈NDC10版:921.4〉

陶淵明

釜谷武志

自然と酒を愛し、日常生活の喜びや苦しみをこまやかに描く一方、「死」に対して揺れ動く自分の心を詠んだ田園詩人。「帰去来辞」や「桃花源記」ほかひとつ一つの詩を丁寧に味わい、詩人の心にふれる。

2004年12月25日刊

論語

文学・文化・歴史(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:123.83〉

論語

加地伸行

今から2500年前に生きた「孔子」とはどのような人だったのか? 孔子の歩んだ道のりと残した言葉の意味をやさしく読み解く。はじめて中国の古典にふれる人に最適な『論語』入門。すいすい読めるふりがな付き。

2004年10月23日刊

李白

文学・文化・歴史(語学・コミュニケーション)〈NDC10版:921.43〉

李白

筧久美子

大酒飲みだった李白は、酔っていても、たちどころに立派な詩を書き上げたといわれています。月や鳥とも仲良くできる風流人であり、あけっぴろげで痛快な詩が多く、ヨーロッパにもファンが多い。

2004年10月23日刊

古事記

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.2〉

古事記

編者 角川書店

神々の時代から推古天皇までの時代を雄大に語るわが国最古の書を、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。参考情報やビジュアルも豊富。現代語訳と原文は総ルビ付きで朗読にも最適。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2002年08月24日刊

今昔物語集

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.37〉

今昔物語集

編者 角川書店

インド、中国、日本では北海道から沖縄にまで、広大な舞台に繰り広げられる説話大百科。現代語訳を全面に出し、古文の力がなくても、豊穣な話の宝庫を楽しめる。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2002年03月23日刊

蜻蛉日記

文学・文化・歴史〈NDC10版:915.33〉

蜻蛉日記

編者 角川書店

美貌と歌才に恵まれ権門の夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない身の上を嘆く作者の21年間の日記。鋭く人生を見つめ、夫の愛情に絶望していく心情を描く。現代語訳を前面に出し、文法知識不要で古典を楽しめる。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2002年01月25日刊

徒然草

文学・文化・歴史〈NDC10版:914.45〉

徒然草

編者 角川書店

日本の中世を代表する知の巨人、兼好が見つめる自然や世相。その底に潜む無常観。たゆまない求道精神に貫かれた随想のエキスを、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。現代語訳にも原文にも総ルビ付き。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2002年01月25日刊

万葉集

文学・文化・歴史〈NDC10版:911.124〉

万葉集

編者 角川書店

日本最古の歌集万葉集から名歌140首を選び丁寧に解説。歌に生き、恋に死んだ人々の歌を、しみじみ味わう本。参考情報を付しながら、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかる。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2001年11月22日刊

源氏物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.36〉

源氏物語

編者 角川書店

源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2001年11月22日刊

竹取物語(全)

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.31〉

竹取物語(全)

編者 角川書店

5人の求婚者を破滅させ、帝の求婚にもの応じないかぐや姫。だれもが知っている物語の全体を、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかるように構成。その時代の生活を理解するためにビジュアル面も活用。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2001年09月21日刊

平家物語

文学・文化・歴史〈NDC10版:913.434〉

平家物語

編者 角川書店

12世紀末、6年間に及ぶ源平の争乱は幕を閉じた。戦いの中にある愛と死のドラマ、人間の哀歓を描く一大戦記。現代語訳を前面に出し、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかる。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2001年09月21日刊

枕草子

文学・文化・歴史〈NDC10版:914.3〉

枕草子

編者 角川書店

源氏物語とともに王朝文学を代表する珠玉の随筆集。清少納言のたぐいまれな感性により描写された機知にあふれた宮廷生活を、現代語だけでも味わえる好書。初めて古典を読む方のための現代語訳。原文総ふりがな付き。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2001年07月25日刊

おくのほそ道(全)

文学・文化・歴史〈NDC10版:915.5〉

おくのほそ道(全)

編者 角川書店

芭蕉の紀行文の真髄を現代語で味わうことができる本。現代語訳・原文ともに総ふりがな付きで紹介。コラムや地図・写真などを採り入れて、芭蕉の風雅の誠を求める旅とその昇華された俳句の世界へいざなう、入門古典。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

2001年07月25日刊